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ページ番号:170167

掲載日:2022年12月15日

令和元年12月定例会 「地方創生・行財政改革特別委員長報告」

副委員長   岡田   静佳

地方創生・行財政改革特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「地方創生、魅力ある地域づくり、行財政・職員の働き方改革及び情報技術の活用に関する総合的対策」でありますが、今回は、「情報技術の活用と行政の効率化について」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「ヘルプデスクAIは、従前からあるFAQと比べ、どのようなメリットがあるのか」との質問に対し、「FAQは、あらかじめ用意された質問と回答から、自分が知りたい質問を探し、回答を確認する必要がある。これに対し、ヘルプデスクAIは、自分の言葉で入力すれば、AIが最も近い質問を探し、回答を表示するため、時間が短縮され、適切な回答を導きやすい」との答弁がありました。
次に、「AI救急相談の導入以降も、救急電話相談は増加しているとのことであるが、つながりにくい状況は解消されているのか」との質問に対し、「相談が重なってしまう場合があり、完全に解消されていないが、昨年度から夕方の時間帯の相談員を1.5倍に増員した。実際の相談件数は1.3倍であるため、現状の需要に対しては対応できている。今後、電話相談が増える可能性がある一方、電話相談からAI救急相談に移っていく可能性もある。状況を慎重に見極めながら、対応していきたい」との答弁がありました。
次に、「児童虐待情報共有システムについては、児童相談所と警察署が情報共有を行うこととなっている。重要な情報は市町村が保有しているため、このシステムを市町村と連携させる予定はないのか」との質問に対し、「このシステムは、児童相談所と警察署が情報共有するものであり、市町村は関わっていない。一方で、このシステムとは別に、国が市町村との情報共有に関する検討会を実施している。本県も参加しているので、これを踏まえた対応を検討していきたい」との答弁がありました。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、「地方創生、魅力ある地域づくり、行財政・職員の働き方改革及び情報技術の活用に関する総合的対策」につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。

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郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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