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掲載日:2022年12月15日
人材育成・文化・スポーツ振興特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「人材育成、教育改革、文化及びスポーツの振興並びにラグビーワールドカップ2019及び東京2020オリンピック・パラリンピックの開催に関する総合的対策」でありますが、今回は、「スポーツの振興について」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「ラグビーワールドカップ2019大会の経済波及効果はどのくらいか」との質問に対し、「組織委員会が昨年3月に算出した経済波及効果の概算は、全国で4,372億円、うち本県は226億円である。最新値の公表は来年3月以降の予定だが、概算よりもかなり大きくなると見込まれている。実績ベースでは、例えば、熊谷のファンゾーンでの売上げが約3,500万円、おもてなしエリアでの売上げが約900万円であり、いずれも予想を上回るものであった」との答弁がありました。
次に、「東京2020オリンピック・パラリンピック開催時に見込まれる道路や公共交通機関の混雑等について、どのように想定し、どう対策を行うのか」との質問に対し、「輸送の基幹となる首都高速道路の渋滞は、何も対策を行わないと、現況の2倍近くまで悪化する予測である。その緩和策として、料金を時間帯によって変えるロードプライシングの導入が予定されている。また、交通量抑制のため、東京都や組織委員会等とともにTDM、交通需要マネジメントを推進する。さらに、鉄道については、サッカーやバスケットボールの終了時間が深夜となる可能性があるため、終電を延長する方向で調整されている」との答弁がありました。
次に、「東京2020オリンピックに向けた選手強化の取組である『スポーツ科学による支援』の内容とその成果について伺う」との質問に対し、「選手の身体能力測定等を行い、その結果を基に、競技特性や身体特性に合わせたトレーニング方法等を指導し、競技力を上げる支援を行う。成果として、国際大会で活躍する選手が増えており、選手強化につながっている」との答弁がありました。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、「人材育成、教育改革、文化及びスポーツの振興並びにラグビーワールドカップ2019及び東京2020オリンピック・パラリンピックの開催に関する総合的対策」につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。
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