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掲載日:2023年9月25日
環境農林委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会には、付託案件がなく、所管事務の調査として、「高濃度PCB廃棄物の処理について」質問が行われました。
以下、論議のありました主なものについて申し上げます。
まず、「PCB特別措置法が改正され、県内の高濃度PCB廃棄物については、平成35年度末までに全て処理することが義務付けられた。埼玉県環境基本計画では、平成27年度末の処理実績が11.6パーセントであるところ、平成33年度末に89.9パーセントとする目標を設定しているが、現在の進捗状況はどうか。また、業者の処理能力を踏まえた上で、平成35年度末までに全ての処理が終わると見込んでいるのか」との質問に対し、「平成28年度末における目標値が15.2パーセントであるのに対し、実績は17.1パーセントであり、処理は順調に進んでいる。また、国が100パーセントの出資をして設立した中間貯蔵・環境安全事業株式会社は、十分な処理能力を有している。現状の処理率は低いが、計画的に処理しており、問題なく期限内に終了できる見込みである」との答弁がありました。
次に、「県は自ら保有するPCB廃棄物を率先して処分することとしているが、見通しはどうか」との質問に対し、「計画に基づき順調に処分をしており、PCB特別措置法で定められている期限より1年前倒しで終了させる見込みである」との答弁がありました。
なお、このほか、当面する行政課題として、環境部から「生物多様性の保全について」、農林部から「農地中間管理事業の取組について」の報告があり、種々活発な論議がなされましたことを申し添えまして、本委員会の報告を終わります。
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