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掲載日:2023年1月26日

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吉川調節池

あらまし

吉川調節池は、住宅・都市整備公団の団地開発に伴って大場川への雨水の流出が増加するのに対応し、大雨の時の洪水を一時的に貯留するために造られた池です。面積約6ヘクタール、調節容量11万立方メートルで、埼玉県により施工され昭和61年に完成しました。

吉川調節池

↑吉川調節池の上空写真

施設概要

 

吉川調節池

位置 吉川市大字川藤地内

貯水面積

6.0ha

貯水容量

110,000立方メートル

貯水位

A.P.3.934m

調節方式

自然放流(孔あきダム)方式

周囲堤

高さA.P.4.534m
法勾配3割
張ブロック及び張芝による法面保護

越流堤

上池(右岸側)高さA.P.2.734m
下池(左岸側)高さA.P.2.534m
長さ 113.0m(左右とも)

放流設備

オリフィス形状 W0.95m×H0.95m
放流管形状 W5.50m×H4.60m×L29.00m(ボックスカルバート)

池内施設

池内水路(U字溝300B)
集水ピット
排水ポンプ9立方メートル/分(4.5立方メートル/分×2台)
池内本川河道

洪水吐横越流形式

高さA.P.3.634m
越流長 20.0m

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調節池は将来・・・

江戸川や中川の氾濫源である吉川市一帯はもともと全体が広大な湿地(ウェットランド)でしたが、現在はあまりみられなくなってしまいました。こうした湿地的な環境を調節池内に創出し、様々な生物の棲み家として、またこども達が身近な自然と触れ合える野外学習や観察の場としての機能を持たせることにより、地域に貢献できればと考えます。

水辺にヨシやガマが茂り、夏にはトンボが飛び、オオヨシキリがさえずり、冬にはたくさんの水鳥が飛来する……そんな水辺をとりもどしたいと考えています。

お問い合わせ

県土整備部 総合治水事務所  

郵便番号344-0063 埼玉県春日部市緑町五丁目5番11号

ファックス:048-739-1435

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