ページ番号:18540
掲載日:2023年2月8日
ここから本文です。
首都圏外郭放水路は、浸水の多発する中川流域において、治水対策としてこれまで進めてきた河川の改修に加えて、浸水被害解消のための抜本策の治水施設として建設されました。
放水路は、国道16号の地下約50mに設置され、延長6.3kmの地下の1級河川です。各河川の水位が上がった洪水を取り入れる流入施設、地下で貯水及び流下させる地下水路(直径10m)、そして地下水路から江戸川に排出する排水機場等で構成されています。
詳しくは国土交通省江戸川河川事務所の首都圏外郭放水路ホームページへ。
▲この図では上が南(江戸川河川事務所資料より)
▲外郭放水路、立坑の上空(春日部市樋籠)
当事務所では国土交通省江戸川河川事務所と連携して「倉松川」から「中川」に合流する地点にある倉松川水門(平成13年度完成)を操作して、効果的な水防体制を敷いています。
通常は、倉松川の排水は中川へ流れ込んでいますが、大雨増水時に中川の水位が高くなって中川から倉松川へ逆流するときがあります。
倉松川水門は平時に開放してありますので、大雨洪水警報などが発令されて中川から倉松川へ逆流するような一定の水位に達すると、当事務所職員が駆けつけて「倉松川水門」を閉鎖して中川から倉松川への逆流を防ぎます。
水門を閉めても、上流(春日部市樋籠)で首都圏郭放水路に流入しますので倉松川は溢れない仕組みになっています。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください