高精度三次元測定機（熊谷）

装置概要

自動車や家電製品の金型や、エンジンのシリンダーブロック等立体・複雑形状の機械部品などの寸法や形状を精密に測定できます。
そのほか、CADデータを元にした製品の形状誤差評価や、一般的幾何公差及び形状の測定（真円度、平面度、真直度、円筒度、輪郭度等）が可能です。

倣い測定を利用すれば、特定の方向の断面形状を抽出し、CADデータのエクスポートや寸法解析などが行えます。

歯車の諸元をあらかじめ入力しておくことで歯車の測定評価も可能です。

【評価項目】

〇形状評価(真円度、平面度、真直度、円筒度、輪郭度)

〇位置評価(平行度、直角度、対称度、位置度、同軸度、同心度 など)

【歯車の評価項目】

〇歯厚

〇累積ピッチ誤差

〇トータルピッチ誤差

〇単一ピッチ誤差

〇最大ピッチ誤差

〇プロファイル(歯型、歯すじ、基礎円)評価

主な測定試料

〇金型、鋳物、切削、針、ギア、シャフトなどの金属加工部品

〇射出成型品、樹脂切削部品、3Dプリンタ造形品などのプラスチック部品

〇平歯車、はすば歯車、傘歯車、ウォームギアなどの歯車

〇電球、ガラス製パイプなどのガラス部品

測定が難しい試料の例：柔らかい素材(ゴム、シリコン等)、テーブルへの固定が困難な微細部品

※埼玉県外のお客様も、ご依頼いただいています。

キーワード

自動車、エンジン、機械部品、鉄道、医療、歯科、切削、ギア、金型

LEGEX、CMM、三次元測定機、接触式、倣い測定

測定範囲(X,Y,Z)：710×710×580mm
測定精度：MPE_E:0.35+L(mm)/1,000[μm]

                  MPE_P:0.45[μm]

                  MPE_THP:1.4[μm]

最小表示量：0.01[μm]

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有料の操作研修の受講が必要です。詳しくは表下「操作研修概要」をご覧ください。

この機器は、平成22年度公益財団法人JKAの「公設工業試験研究所設備拡充補助事業」（オートレースの補助金）により整備しました。

依頼試験はこちら

本装置は原則としてプログラムを作成・実行後にオートで稼働する装置です。

速度設定やプログラム等の入力を間違えると事故の原因となります。

プログラム実行直後は、いつでも停止できる速度で、必ず速度ダイヤルに

手を添えて、可動部から目を離さないでください。

テーブルに重量物を載せる際は、衝撃が発生しないようにお願いいたします。

また、テーブル上に載せた測定物に衝撃を与えて部品を解体する行為も禁止しております。

研修日程：随時実施中
募集人数：1社2人まで
受講料金：10,000円
問合せ先：048-521-9113(材料・機械技術担当（熊谷）)
備考：研修内容、日程について担当者とご相談ください。