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掲載日:2026年10月23日

令和8年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(永瀬秀樹議員)

地域の課題-河川の治水対策について

Q 永瀬秀樹 議員(自民)

先月、千葉県の北印旛沼では堤防決壊による浸水被害が発生しました。埼玉県も、河道や調節池などの整備に充てる水害レジリエンス債の発行を発表しています。治水事業を着実に進めるとともに、施設が完成するまでの備えを明らかにすることが重要です。
そこで、県土整備部長に3点伺います。
第1に、旧芝川の青木水門から青木橋、門樋橋から領家水門、竪川の竪前橋から青木水門の各区間では、堆積土砂や繁茂した草木への対応を求める声があります。県は、河床や植生をどう点検し、流下能力への影響を踏まえて、しゅんせつ、伐採の優先順位を決めるのでしょうか。直近の対応実績と今後の方針をお示しください。
第2に、毛長川では下流の改修済み区間に続く工事が進められています。現在の工事の進捗と、さらに上流の整備に向けた課題は何でしょうか。川口市の都市計画や樹木への対応をどう調整し、降雨時の水位、流入状況を関係市と共有して、市の雨水対策と河川改修をどう連動させるのか伺います。
第3に、芝川第一調節池の右岸地について、令和3年2月の私の質問に対し、県は、排水樋管や越流堤などを整備し、早期完成を目指すと答弁しました。その後5年以上を経て、各工事はどこまで進み、完成までに何が残っているのでしょうか。早期完成に向け、残る課題をどう解消し、今後の工事をどのように進めるのか伺います。また、右岸地の供用まで、既存施設の機能確保と水位情報の提供をどう進め、残る排水リスクを関係市と連携して流域住民にどう伝えるのか伺います。

A 小島茂 県土整備部長

はじめに、旧芝川及び堅川における3区間の浚渫と樹木伐採についてでございます。 
県では、測量データや河川パトロール、定期点検により状況を把握し、河川の流れへの影響が大きな箇所から優先的に堆積土砂の撤去や樹木伐採を実施しております。 
令和2年度に創設された、地方財政上有利な地方債である緊急浚渫推進事業債を活用し、これまでに25メートルプール約26杯分、約8,700立方メートルの土砂撤去、約1.9キロメートル区間の樹木伐採を行っております。 
今後は、本地方債の期限である令和11年度までに、約1,500立方メートルの土砂撤去、約1.8キロメートル区間の樹木伐採を実施する方針としています。 
次に、毛長川の改修工事の進捗状況などについてでございます。
現在、川口市本蓮地内の新砂子路橋下流約140メートル区間の護岸や地盤改良工事が完了しており、令和8年度は、河床掘削工事を実施してまいります。
今後、上流の改修に向けては、工場が連立している区域であり、交通量の多い橋梁の架け換えや工事搬入路の確保などが必要となります。
また、毛長川左岸沿いに都市計画緑地があることから、整備方法等について川口市との調整も不可欠です。
今後とも、浸水被害の軽減に向け県や市の実務担当者で構成する、河川・下水道事業調整協議会などを活用し、市の雨水対策とも連携しながら、事業推進に努めてまいります。 
次に、芝川第一調節池についてでございます。
現在、右岸側調節池の整備を進めており、これまでに、排水樋管工事や排水機場の基礎工事などが完成しております。
調節池の完成までには、越流堤や排水機場、管理橋などの施設工事、調節池内の掘削工事が残っており、多額の事業費などが必要となります。
このため、国の「第一次国土強靭化実施中期計画」の予算を最大限活用し、まずは施設工事の早期完成を目指し、事業を進めてまいります。
また、既存施設の機能確保でございますが、左岸側調節池の排水機場や排水樋管などの維持管理を引き続き適切に行ってまいります。
さらに、水位情報については、今後とも「埼玉県川の防災情報」のウェブサイトで公開するとともに、洪水のリスクが高まってきた段階で、関係市と連携し、流域の皆様に対しプッシュ型で情報発信してまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

お問い合わせ

議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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