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掲載日:2025年7月8日
Q 浅井明 議員(自民)
毎回で恐縮ですが、都市計画道路越谷市役所通り線の事業化についてお尋ねします。
越谷市役所通り線は、越谷駅東口駅前広場と県道足立越谷線を結ぶ幅員25メートル、延長300メートルの計画道路です。計画決定は38年前であります。広場から50メートル区間は、拡幅整備を頂いております。県道足立越谷線から市役所までの区間の市道の拡幅整備事業が進んでおります。一方、県の整備区間である越谷駅東口県道足立越谷線までの区間の一部が一方通行になっており、市道が拡幅整備されても円滑なアクセスの支障になってしまうと懸念しております。
市役所通り線の事業化について令和5年9月定例会で、沿道整備街路事業などの手法につきまして市と継続的に調整を行うと賜っております。越谷市が施工する区間について既に事業が進められているが、まず市役所通り線の一方通行区間を事業化していただき、円滑な交通アクセスが地域活性化の第一歩になるものと考えております。また、令和5年の御答弁では、沿道には店舗やビルなどの建物が立地しており、道路拡幅整備の用地買収に伴い建物が移転することで地域のにぎわい低下につながることが懸念されますと、大変御心配を頂きました。
越谷市役所通り線は、私の県議の根本です。市議時代の当該道路の事業化推進を当時の市長に問うと、県道のことで市としては何ともしがたいと言い、そのような答弁でらちが明かず、これは県議選に挑戦するきっかけの一つでもありました。
当時で計画から28年経過、当時の住民からは浅井君が取り組んでくれるなら協力すると言ってくれ、立ち退きなどの話も前向きに進めていただき、推進に向けて署名活動なども取り組んでくれました。それから10年、当時協力すると言っていただいた多くの方は鬼籍に入られました。次世代、次々世代に家業は継がず、家屋敷は相続が発生し、売却しなければ分けることも税金を払うこともできません。当該沿線にしもた屋区、空き地が生じており、一方通行では既に不動産屋に売られ、さらに転売されている物件もあります。
この区間の拡幅に向けての用地買収は今だと考えます。これを見過ごすと用地買収はさらに難しくなると考えますが、県土整備部長の御所見をお伺いします。
A 吉澤隆 県土整備部長
この都市計画道路は、越谷駅東口駅前広場と県道足立越谷線を結ぶ幅員25メートル、延長300メートルの道路です。
沿道には住宅や店舗、ビル等の建物が数多く立地しており、道路整備後も活力のある中心市街地を形成するよう、市のまちづくりと一体となって、道路整備を行うことが重要です。
このため、令和6年度に県と市で「都市計画道路越谷市役所通り線に関する検討会議」を設置し、周辺地域のまちづくりの計画を踏まえた効果的な整備手法や道路構造等の検討を進めているところです。
その中で、まずは、越谷市が施工する新たな道路に繋がる、県道足立越谷線から県道越谷流山線までの一方通行60メートル区間の解消を目指すことといたしました。
令和7年度は、この区間の地元説明会を開催し、路線測量に着手してまいります。
今後は、地元の皆様の御理解・御協力をいただきながら、早期事業化に向け取り組んでまいります。
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