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掲載日:2022年12月22日

令和4年12月定例会 「危機管理・大規模災害対策特別委員長報告」

副委員長 権守 幸男 

危機管理・大規模災害対策特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「大規模災害等に係る応急・防災対策及び災害支援に関する総合的対策」でありますが、今回は、「災害や危機への対応力向上に向けた取組について」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「埼玉版FEMA図上訓練について、秩父地域をモデルとして大雪を想定した訓練を行ったとのことだが、山間部と都市部では訓練で得られる課題が異なる。県全体にどのように横展開していくのか」との質問に対し、「大雪の場合、除雪や道路啓開など、山間部と都市部で共通の課題として活用できるものもある。このような課題をシナリオに盛り込んで、市町村と共有していきたい」との答弁がありました。
次に、「九都県市合同防災訓練が、今後、地域のどのような取組につながっていくのかが重要である。訓練の効果検証は行っているのか」との質問に対し、「コロナ禍により大規模な訓練が実施できなかったが、今回の訓練で自主防災会の連携強化など、地域の防災力の向上につながったと考えている。訓練は実施して終わりでなく、検証をしっかりと行い、次の訓練に生かすなど横展開を図っていきたい」との答弁がありました。
次に、「災害時の徒歩帰宅訓練について、現在は一斉帰宅抑制が原則となり実施されていない。再開に向けてどのような検討を行っているのか」との質問に対し、「帰宅困難者対策として、九都県市合同で自宅までの経路確認等の啓発活動を行っている。徒歩帰宅訓練についても、どのような形で実施することが効果的か、引き続き協議していきたい」との答弁がありました。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、「大規模災害等に係る応急・防災対策及び災害支援に関する総合的対策」につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。

 

  • 注意:氏名の一部にJIS規格第1・2水準にない文字があるため、第1・第2水準の漢字で表記しているものがあります。

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