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掲載日:2022年7月12日
Q 関根信明 議員(自民)
今回の荒川橋りょうの架換えは、荒川第二・第三調節池整備事業に伴い、土手のかさ上げと新橋りょうの整備事業として計画され、令和12年度完成で進めている事業であり、令和4年度には荒川橋りょうの概略設計が完了する運びとなっております。複線化仕様の結論を出すための時間的な問題、調節池整備の工期の問題、更には建設費用の問題等を考え合わせると、複線化仕様での橋りょう設置は難しい可能性があります。そうであるならば、JR川越線複線化の将来への方向性について、しっかりと確認する必要があると考えております。
具体的には、今年度の追加調査の活用方法、そして仮に今回、単線構造での架換えとなった場合でも、将来的な複線化への道は閉ざされず、同協議会での議論や調査は将来に生かされるということについて確認が必要でございます。JR川越線複線化の将来への方向性について、企画財政部長に御所見を伺います。
A 堀光敦史 企画財政部長
川越線の複線化に関しては、「JR川越線荒川橋りょうの複線化仕様での架換えに関する協議会」において、JR東日本から「将来利用人口が増えた際に複線化の検討の可能性はある」という見解を確認したところでございます。
そうした見解を踏まえますと、荒川橋りょうが一旦単線で架換えられたとしても、将来の複線化の可能性について道が閉ざされたことにはならないと認識しております。
また、将来への方向性を明確にするため、令和4年度は、昨年度の調査で明らかにできなかった点について、それを補う意味で、費用積算や橋りょうの活用可能性の追加調査を実施することといたしました。
結果については、協議会の構成員に情報共有をすることを想定しております。
県といたしましては、今後も引き続き、協議会での議論や調査結果を生かしながら、さいたま市や川越市と連携して、将来の複線化実現に向けて粘り強く取り組んでまいりたいと考えております。
再Q 関根信明 議員(自民)
新たな荒川橋りょうの方向が決定した段階で同協議会の役目は終了とするのか、新橋りょう建設や将来を見据えた協議会の形を変えても残していくのか、企画財政部長に再度お伺いいたします。
再A 堀光敦史 企画財政部長
協議会については、第5回協議会において、昨年度調査により架換えに関する方向性が共有されたということから一区切りをするとされております。
一方で、協議会の構成員は今後も情報共有や必要な情報提供などの協力を引き続き実施していくこととされたところであり、今後の具体的な進め方については、他の構成員とともに検討してまいりたいと考えております。
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