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掲載日:2022年6月21日

令和3年2月定例会 代表質問 質疑質問・答弁全文(小島信昭議員)

エッセンシャルワーカーの確保について - 医療人材確保

Q   小島信昭  議員(自民

人口10万人当たりの医師数が全国47位、看護師数と助産師数も47位、保健師数は44位、コロナ禍における検査・診療体制を確保する上で、本県の医療人材不足が浮き彫りになったところであります。人材確保のために大きな期待がかかっているのは、自民党医療懇話会や自民党国会議員の地道な活動により誘致にこぎつけた順天堂大学医学部附属病院及び医学系大学院等の整備であります。
2月5日に、浦和美園地区への病院整備プロジェクトの担当理事に就任した本県出身の天野篤順天堂大学教授が、田村議長のところに挨拶にお見えになりました。その際、医療懇話会の小谷野会長と私も同席させていただきました。
これまでの私たちの取組を説明した後に意見交換の場で、議会としても当初計画から遅れを心配しており、県民からも非常に期待が高い事業でありますので、今年中にスケジュールを明らかにし、基本計画を提出していただくようにお願いいたしました。天野教授も「改めて県民の期待の大きさを認識いたしました」と、しっかり受け止めていただきました。しかし、当初の計画からはかなり遅れています。県としてもしっかりと期限を切って、確実に開院までの計画を明らかにし、着実に進めてもらいたいと思います。
県民の大きな安心となる医療人材と病床確保につながる順天堂大学医学部附属病院等の整備に向けて、改めてその進捗状況をお伺いするとともに、知事の決意をお伺いいたします。

A   大野元裕   知事

順天堂大学附属病院については、令和6年3月までの開院を前提に協議を進めてきたところですが、現時点で基本設計に至っておりません。
開院時期は調整中でございます。
大学といたしましても、医師である教授を含むプロジェクトチームを設置し、昨年1月からはコンサルタントを入れ、基本構想をまとめていただいているところであります。
また、さいたま市地域医療構想調整会議に毎回出席され、学長自ら整備計画の概要も説明されております。
さらに、昨年10月には、本県出身の天野篤教授を新病院担当理事に選任をされ体制を整えたところであります。
私も、天野教授が御挨拶においでになった時に、1日も早くスケジュールを明らかにするようお話をいたしました。
大学からは、新型コロナ感染症患者を受け入れ治療に当たっており、この経験を新病院に生かすため、地域にどのような貢献ができるか、今後の外来機能、感染制御、AIやIoTの活用などの各機能をどうするか、改めて検討していると伺っています。
県といたしましては、現在、大学に対し、開院時期を明らかにした病院整備計画を年内中に再提出するよう求めているところであります。
これにより、設計や着工時期も定まってまいります。
大学病院等の整備は、医師の派遣や高度急性期病床の確保など医療提供体制に大きな効果があります。
県民の皆様の大きな期待に応えるため、引き続き、一日も早い開院に向け取り組んでまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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