トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 平成30年12月定例会 > 平成30年12月定例会 「地方創生・行財政改革特別委員長報告」
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掲載日:2023年5月9日
地方創生・行財政改革特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「地方創生、行財政改革及び魅力ある地域づくりに関する総合的対策」でありますが、今回は、「情報技術の活用について」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「県庁内の自動応答システムである『ヘルプデスクAI』が今年の10月から稼働しているが、システムの導入によりどのような効果があったのか。また、導入に伴い、どの程度人員削減が考えられるのか」との質問に対し、「運用を開始した時点ではAIの正答率が約50%であったが、現在は約60%になっており、AIが学習し、徐々により適切な回答ができる状況になってきている。職員にとっては、職員用のポータルサイトから、必要なページを探す時間が少なくなっており、効率的に事務が進められる効果が期待できるが、それが直ちに人員削減につながるものではない」との答弁がありました。
次に、「公衆無線LANいわゆるWi-Fiサービスは社会インフラとして重要であるが、多額の初期投資が必要というイメージがある。イニシャルコスト及びランニングコストはそれぞれどのくらいか」との質問に対し、「今年度Wi-Fiを整備する5か所について、イニシャルコストは約1,400万円かかっている。ランニングコストは、回線費用や保守費用として全体で約20万円となっている」との答弁がありました。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、「地方創生、行財政改革及び魅力ある地域づくりに関する総合的対策」につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。
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