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掲載日:2020年7月8日

平成29年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(白土幸仁議員)

東埼玉道路の進捗と産業基盤づくり

Q   白土幸仁議員(自民

現在、国により事業が進められ、八潮市から吉川市までの延長約5.7キロの一般部2車線が供用開始しており、またその先の春日部市までの約8.7キロについて用地買収が進められていると伺っております。東埼玉道路は、沿線の開発事業を支援し、周辺地域の活性化に寄与する道路でもあり、沿線自治体では早期開通を大いに期待しているところでございます。
そこで、県東部地域の交通渋滞の緩和や産業の振興に大きく貢献する東埼玉道路の進捗状況について県土整備部長にお伺いいたします。
また、この東埼玉道路の整備を契機として、沿線市町では新たな産業基盤づくりを進めようという機運が高まっております。昨年度、正に東埼玉道路の沿線で草加市柿木地区約19ヘクタールを現在事業化に向けた手続きが進められていると聞いております。さらに、松伏町では東埼玉道路に関連して新たな産業基盤づくりを町の総合振興計画に位置付けて事業化を検討しているとお聞きしております。私としても、地元春日部市においても産業基盤づくりが推進されることを大いに期待しているところでありまして、そのためには埼玉県の強力な支援も必要であると考えます。
そこで、埼玉県としては東埼玉道路の整備を契機とした春日部市の産業基盤づくりについてどのような姿勢で支援を考えているのか、都市整備部長の御所見をお伺いいたします。

A 西成秀幸 県土整備部長

東埼玉道路の進捗状況についてでございます。
東埼玉道路は現在、吉川市川藤地内から春日部市水角地内の国道4号までの区間について、国において事業が実施されております。
進捗状況につきましては、平成28年度末で用地買収率が76パーセントとなっております。
平成29年度から本格的に工事に着手し、大落古利根川に架かる橋りょう工事などを行うとともに、引き続き、用地買収を推進する予定と伺っております。
県といたしましても、東埼玉道路は県東部地域の発展のために大変重要な道路であると認識しており、機会あるごとに早期整備について国に強く働きかけてまいります。

A 野川達哉 都市整備部長

東埼玉道路の整備を契機とした春日部市の産業基盤づくりについてお答えを申し上げます。
春日部市を含む県南東部地域では、地域高規格道路である東埼玉道路の整備が進捗することで、企業立地ニーズが高まるものと考えております。
お話のありました草加市や松伏町の産業基盤づくりにつきましては、これまでに地区の課題の抽出やその解決方策に関する助言、都市計画と農業政策との調整などの支援を行ってまいりました。
春日部市におきましても、平成28年7月に市を訪問し、新たな産業基盤づくりの適地の掘り起こしをテーマに意見交換を行いました。
また、平成29年2月に企業局、産業労働部、都市整備部が連携して開催した説明会の際にも、意見交換を重ねたところでございます。
県といたしましては、引き続き、春日部市との連携を図りながら、産業基盤づくりの実現に向けてしっかりと支援をしてまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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