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掲載日:2019年6月26日
Q 飯塚俊彦議員(自民)
昨年、圏央道が県内で全線開通し、関越道、東北道及び東海道、中央道が圏央道で結ばれ、県内の高速道路網は飛躍的に向上いたしました。また、圏央道へのアクセス道路であり、慢性的な渋滞が発生している国道17号バイパスである上尾道路Ⅰ期区間も今年4月に開通し、県南地域では渋滞の緩和や物流の効率化など多大な効果が発揮されております。国道17号は、東京を起点に埼玉の中央部を南北に貫き、群馬、新潟につながる大変重要な幹線道路であります。
しかしながら、私の地元である本庄市及び上里町の国道17号は、県内でバイパスを有しない唯一の2車線区間のため、慢性的に交通渋滞が発生しております。このため、国道17号の抜け道として市街地に車が入り込み、本庄市及び上里町の人口一千人当たりの人身交通事故発生件数は県内平均を大きく上回っており、平成27年においては本庄市がワーストワン、上里町がワーストスリーとなってしまいました。
このようなことから、国道462号から群馬県境までの延長7キロメートルが国により平成21年度に事業化されました。既に神流川橋の架換工事等に着手していただいておりますが、事業推進のため、県に対しても引き続き早期完成に向けて、なお一層の支援をお願いしたいと考えております。今年度大きな予算をつけていただけましたことは、地元の方々も大変感謝をしているところでございます。
ところで、事業化区間の進捗状況と今後の見通し及び県の取組状況について、県土整備部長にお伺いいたします。
A 浅井義明 県土整備部長
国道17号本庄道路は、深谷市、本庄市、上里町を通過し、群馬県高崎市に至る延長約13.1キロメートルのバイパスとして、国により計画された道路であります。
国では、群馬県境に架かる老朽化した神流川橋の早期の架け換えを進める必要があることから、この橋から国道462号までの延長約7キロメートルを平成21年度に先行して事業化をしております。
神流川橋架換え工事では、橋脚などの下部工、全16基のうち、これまでに3基が完成し、現在4基の工事を行っております。
また、国道462号から県道沼和田杉山線までの延長約1.1キロメートル区間についても、平成27年度から用地買収に着手しております。
平成28年度は、引き続き、神流川橋の工事と国道462号から県道沼和田杉山線までの区間の用地買収等を推進すると聞いております。
県の取組といたしましては、本庄道路へのアクセス道路として県道上里鬼石線を延伸することとしており、平成27年度に現地の測量を実施し、平成28年度は道路設計等を進めてまいります。
今後とも、本庄道路の整備促進が図られるよう、地元市町と連携し、事業の推進を国に対して強く働き掛けてまいります。
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