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掲載日:2019年6月26日

平成28年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(飯塚俊彦議員)

埼玉県における障害者スポーツ支援について

Q 飯塚俊彦議員(自民

本年4月に、友人から、サッカーの日本代表が上里で合宿に来ているので、地元の県会議員として見に来てくれないかと頼まれ、行ったところ、日本代表チームには変わりはないのですが、通常のサッカーではなく、ロービジョンフットサルという競技の日本代表チームでした。
パラリンピックの正式種目になっているブラインドサッカーという名称は聞き覚えがあると思いますが、一般的に目が悪いという状態は、視力が弱い状態を指します。しかし、見えにくさは、人によっていろいろな症状があります。ぼやけて見えている、見えている映像が欠けている、濁った状態に見えるなど、様々です。このように見えにくい状態は、一般的に弱視と言われております。この方々が行うフットサルを、ロービジョンフットサルといいます。2013年12月以前は、ブラインドサッカーB2/B3クラスと呼ばれておりました。
埼玉の3偉人、塙保己一先生を輩出した我が埼玉県では、障害者の皆さんが住みやすく、安心して生活が送れるよう配慮し、2月定例県議会において、埼玉県障害のある人もない人も全ての人が安心して暮らしていける共生社会づくり条例を制定いたしました。この条例では、障害者との共生社会の推進を理念としています。その中で、県の責務として第4条、「共生社会の推進に関して必要な施策を講ずる」とあります。また、第2章第8条に「交流の機会の拡大及び充実」とありますが、県では、障害者の方々のスポーツ参加、特に弱視の方々のスポーツ参加についてどのようなお考えを持っているのでしょうか、その具体的支援策は何かあるのでしょうか、福祉部長にお伺いいたします。

A 田島 浩 福祉部長

まず、障害者のスポーツ参加についてどのような考えを持っているのかについてでございます。
障害のある方々のスポーツ参加は、外に出る機会が増え、健康づくりや生きがいへとつながります。
また、障害者がスポーツをする姿を目にすることやボランティアとして関わることにより、障害者への理解が深まるものと考えております。
このため、本県では、全県的な障害者スポーツの大会として「彩の国ふれあいピック」を開催し、パラリンピック競技のほか、フライングディスクやフットベースボールなど幅広い競技を実施しております。
次に、弱視の方々のスポーツ参加についてどのような考えを持っているのかについてでございます。
弱視の方は、ぼやけたり視野が欠けたりするなど見えにくさに違いがありますが、同じ障害のある仲間とスポーツを通じて交流することは、心の支えにつながるものと考えております。
議員お話のロービジョンフットサルでは、健常者がゴールキーパーとして参加できます。
チームメイトとして一緒にプレーをすることにより、障害者への理解を深めるよい機会になると思います。
最後に、具体的支援策についてでございます。
障害者のスポーツ参加を促進するためには、身近な地域で気軽に体験できることが重要です。
このため、県では今年度新たに、障害者スポーツに取り組む団体への支援事業を開始しました。
この事業は、地域における障害者スポーツチームの立ち上げや指導者の育成、体験イベントの開催などを幅広く支援し、障害者スポーツの裾野を広げることを目的としております。
県といたしましては、引き続き、障害者スポーツの振興と共生社会の推進に努めてまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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議会事務局 政策調査課 広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

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