ここから本文です。
掲載日:2021年1月20日
感染症発生動向調査では、2021年は第2週(1月11日~1月17日)の届出はありませんでした。
腸管出血性大腸菌感染症では、下痢、血便、腹痛、発熱等の症状に続き、患者の6~7%に、発病後数日から2週間後に溶血性尿毒症症候群(HUS)などの重症合併症を発症することがあります。特に、お子さんや高齢者など抵抗力の弱い方は注意が必要です。
届出された症例を診断された週別に集計しました。
2020年第1週~53週
2020年第1週以降に診断された腸管出血性大腸菌感染症は、O157が72例、O26が9例、O103が5例、O121が2例、O20が1例、O74が1例、O115が1例、O untypable(不明含む)が4例の計95例です。
2019年第1週~52週
2019年第1週以降に診断された腸管出血性大腸菌感染症は、O157が90例、O26が26例、O103が10例、O111が7例、O121が5例、O8が2例、O91が2例、O55が1例、O145が1例、O146が1例、O174が1例、O untypable(不明含む)が6例の計152例です。
埼玉県では、腸管出血性大腸菌感染症の患者が発生した場合には、その原因を見つけ出して、感染の拡大を防止するための調査を行っています。調査は、県内共通の調査票(PDF:124KB)で行う疫学調査と患者から分離された菌を用いた細菌学的な調査です。
調査へのご協力とご理解をよろしくお願いいたします。
調査票はこちら→腸管出血性大腸菌感染症発生原因調査票(PDF:124KB)
なお、腸管出血性大腸菌感染症の予防については、埼玉県庁のホームページをご覧ください。
食品安全課「食鳥肉や食肉の生食・加熱不足を原因とする食中毒に気をつけましょう!」
週に対応した月日を記載した表です。
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください