トップページ > 県政情報・統計 > 県概要 > 組織案内 > 保健医療部 > 保健医療部の地域機関 > 衛生研究所 > 感染症情報センター > かぜ様症状の原因ウイルスの流行状況(急性呼吸器感染症(ARI)病原体サーベイランス)
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掲載日:2025年8月6日
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感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第15条に基づく感染症発生動向調査により、2025年4月7日(第15週)以降、埼玉県内の定点医療機関で採取に御協力いただいた検体について、埼玉県衛生研究所、さいたま市健康科学研究センター、川越市保健所、越谷市保健所及び川口市保健所でおこなった検査結果を集計しています。2025年8月4日時点の集計であるため、今後データが更新される可能性があります。
2025年第29週は、153検体が採取され、陽性症例数は85件で陽性率は55.6%、不検出の割合は44.4%でした。検出された病原体は、パラインフルエンザウイルスが最も多く36件、次いで新型コロナウイルスが30件でした。パラインフルエンザの検出数が最も多い傾向は22週から8週続いています。
検出された病原体を年齢層別にみると、1-4歳でパラインフルエンザウイルス、「ライノウイルスまたはエンテロウイルス」及びアデノウイルスが多く検出されました。一方、20歳以上60歳未満では新型コロナウイルスの検出が最も多く、次いでパラインフルエンザウイルスの検出が多くなっています。
2025年
15週 | 16週 | 17週 | 18週 | 19週 | 20週 | ||||
21週 | 22週 | 23週 | 24週 | 25週 | 26週 | 27週 | 28週 |
18週以降、埼玉県衛生研究所に搬入された検体(さいたま市、川越市、越谷市、川口市の医療機関を除く)のうち、
対象ウイルスが不検出であった検体に対して百日咳菌の検査を実施しています。(18週~20週は一部のみ実施)
検査をおこなった検体及び病原体検出状況の詳細については以下をご覧ください。
週別の検体及び病原体検出状況の詳細(エクセル:40KB)(別ウィンドウで開きます)
埼玉県病原体サーベイランス実施要領及び検査フロー図については以下をご覧ください。
2023年5月8日(第19週)から2025年4月6日(第14週)まで、埼玉県衛生研究所、さいたま市健康科学研究センター、川越市保健所、越谷市保健所及び川口市保健所で実施していた急性呼吸器感染症(病原体)サーベイランスの結果を公表しています。(2025年4月7日(第15週)以降とは対象検体(症例定義)、検査フロー等が異なります。)
2025年4月6日までのかぜ様症状の原因ウイルスの流行状況(急性呼吸器感染症(病原体)サーベイランス)のページ
週に対応した月日を記載した表です。
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