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掲載日:2019年9月10日
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今回は、NPO法人鶴ヶ島第二小学校区地域支え合い協議会を訪問しました。
鶴ヶ島第二小学校区地域支え合い協議会は、小学校区内の10自治会が主体となり構成された地域防災組織が発展したもので、平成23年に設立されました。
行政や企業、学校、地域を巻き込みながら、現在は地域防災に加え高齢者が集うサロンの設置、子育て及び子どもの遊び場づくり、助け合い隊(有償ボランティア)、あんしんあったか地域ネット、環境学習施設の見学案内など幅広く活動しています。
↑防災訓練の様子
↑ふれあい体操の様子
細貝事務局長から現在行っている事業や住民主体のまちづくりのヒントを伺いました。
防災、高齢者支援、子育て、助け合いボランティア、環境学習など多岐にわたる事業について、約300名の会員が事業ごとに委員会を設けて活動を行っているとのことです。
こうした多種多様な活動の様子や法人の運営についての視察や講演依頼が月に数回はあり、その際に多く聞かれるのは、「住民主体のまちづくり」をどのように進めているのかということだそうです。
細貝さんのお話しはとてもシンプルです。ボランティアをしたいと思っている人とボランティアをしてもらいたいと思っている人は必ずいるので、その人たちをどのようにしてつなげていくのか。重要なことは、ボランティアは無償であるという考え方から離れることだといいます。
鶴ヶ島第二小学校区地域支え合い協議会では、「助け合い隊」という身近な困りごとを解決するための有償ボランティア制度を設けています。有償ボランティアといっても、草むしりやゴミ捨てなどを20分200円という少額で行うものですが、ほんの少しでも対価があるということがボランティアをしたいと思っている人のモチベーションを高め、してもらいたいと思っている人のためらう気持ちを小さくする場合があるとのことです。
もちろん有償ボランティアだけでなく、行う事業や活動に合わせて無償・有償のボランティアを上手に組み合わせることが大切だと細貝さんはおっしゃています。
今後は活動の幅をさらに広げ、鶴ヶ島市の未来を担う人材の育成事業を構想中ということです。
法人として大事にしていることが3つあります。
(1)事業を行う上で大切なことは、「責任をもつ」「透明性」「スピード」。
(2)活動のモットーは、始めに言い出した人が口先だけでなく、実践すること。失敗しても文句を言わないこと。
(3)合言葉は、「無理せず」「明るく」「楽しく遊ぶ」。
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