ページ番号:202303
掲載日:2026年5月26日
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「かかりつけ薬剤師」とは、薬による治療のこと、健康や介護に関することなどに豊富な知識と経験を持ち、患者さんや生活者のニーズに沿った相談に応じることができる薬剤師のことをいいます。
「かかりつけ薬局」とは、かかりつけの薬剤師がその役割を発揮できるように業務管理や構造設備の確保、品質管理等に対応できる薬局のことをいいます。

(1)服薬情報の一元的・継続的な把握とそれに基づく薬学的管理・指導
患者さんがかかっているすべての医療機関や使っている薬を一元的・継続的に把握し、重複・飲み合わせなどをチェックします。
(2)24時間対応・在宅対応
休日・夜間でも随時電話の相談に応じるほか、在宅で治療している患者さんの症状が悪化したときに備えて、調剤を実施できる体制を整え、積極的な在宅訪問活動を行います。
(3)かかりつけ医をはじめとした医療機関等との連携強化
処方された薬をチェックし、必要に応じ、処方した医師に問合せや処方提案等を行います。薬や健康等の相談に対応し、必要に応じて受診を勧め、行政や介護施設など地域の関係機関と連携します。
かかりつけ薬剤師を持つために、まずはいつでも気軽に相談できる薬剤師・薬局を探しましょう。
薬が必要になって訪ねた薬局で質問してみたり、薬の相談会などを行っている薬局があれば参加してみたりすることも一つの方法です。また、「健康サポート薬局」や「地域連携薬局」、「専門医療機関連携薬局」など、薬局ごとに様々な機能を持っていますので、ご自身に適した薬局を探してみてください。
「健康サポート薬局」とは、かかりつけ薬剤師・薬局の基本的な機能に加え、国民による主体的な健康保持増進を積極的に支援する機能を備えた薬局のことをいいます。地域の皆さまの健康の維持・増進を積極的に支援する薬局です。調剤した薬を提供するだけではなく、健康に関わる様々な相談に乗ってもらえます。
「健康サポート薬局」は、店頭の看板などで確認できるほか、医療情報ネット(ナビイ)で探すこともできます。かかりつけ薬剤師・薬局を選ぶ上で参考にしてください。

患者さんに対して安心・安全で質が高く効果的・効率的な医療・介護サービスを提供する上で、患者さんが有効で安全な薬物療法を切れ目なく継続的に受けられることが必要です。そのためには、薬物療法に関わる関係者が、患者さんの服薬状況等の情報を共有しながら、最適な薬学的管理やそれに基づく指導を実施することが求められています。
このように、薬剤師・薬局を取り巻く状況が変化する中、患者さんが自身に適した薬局を選択できるよう、以下の機能を有すると認められる薬局を、都道府県が認定する制度(認定薬局制度)が創設されました。
認定を受けた薬局は、「地域連携薬局」や「専門医療機関連携薬局」と標榜しているので、かかりつけ薬剤師・薬局を選ぶ上で参考にしてください。
外来受診時だけではなく、在宅医療への対応や入退院時を含め、他の医療提供施設との服薬情報の一元的・継続的な情報連携に対応できる薬局です。
患者さんに対して安心・安全で質が高く効果的・効率的な医療・介護サービスを提供する上で、他の医療提供施設(医療機関、薬局等)の医療従事者との連携体制を構築した上で対応することが必要となります。
地域連携薬局としては、他の薬局に対する医薬品の提供や医薬品に係る情報発信、研修等の実施を通じて、他の薬局の業務を支えるような役割が期待されます。

がん患者さんに対して、がん診療連携拠点病院等との密な連携を行いつつ、より高度な薬学管理や、高い専門性が求められる特殊な調剤に対応できる薬局です。
専門医療機関連携薬局としては、他の薬局に対する抗がん剤等の医薬品の提供、がんの薬物療法に係る専門性の高い情報発信、高度な薬学管理を行うために必要な研修等の実施を通じて、専門的な薬学管理が対応可能となるよう他の薬局の業務を支えるような役割が期待されます。

埼玉県では、薬剤師確保対策事業の一環として、薬剤師の資質向上のための取組を実施しています。
令和7年度は、薬剤師の資質を向上させるとともに、病院薬剤師と地域の薬局薬剤師の連携(薬薬連携)体制を強化・推進するための事業を、一般社団法人埼玉県薬剤師会に委託して実施しました。
令和7年度事業報告書「在宅医療に対応した薬薬連携の推進」(PDF:770KB)(別ウィンドウで開きます)
薬薬連携ツール
別紙1(入院時情報共有シート)(PDF:394KB)(別ウィンドウで開きます)
別紙2(退院時情報共有シート)(PDF:387KB)(別ウィンドウで開きます)
別紙3(退院後状況報告書)(PDF:160KB)(別ウィンドウで開きます)
別紙4(入院時情報共有シート運用フローチャート)(PDF:186KB)(別ウィンドウで開きます)
別紙5(退院時情報共有シート運用フローチャート)(PDF:103KB)(別ウィンドウで開きます))
オンライン服薬指導とは、映像及び音声の送受信により相手の状態を相互に認識しながら通話をすることが可能な方法で服薬指導を行うことです。患者さんの求めに応じて、その都度薬剤師の判断と責任に基づき、行うことができます。
オンライン服薬指導について(PDF:643KB)(別ウィンドウで開きます)
オンライン服薬指導に関する情報(厚生労働省ホームページ)(別ウィンドウで開きます)
埼玉県では、服薬指導や医薬品販売の対応などで高齢者に接する薬局・薬剤師に対し、認知症の人本人とその家族を支えるために必要な基本知識や、医療と介護の連携の重要性等を習得するための研修を一般社団法人埼玉県薬剤師会に委託して実施しています。
研修の詳細や修了者名簿は「認証サポート医の養成・医療職に対する認知症対応力向上研修に関する情報について(別ウィンドウで開きます)」に掲載しています。
10月17日から23日は「薬と健康の週間」です。埼玉県では、医薬品や薬剤師等の専門家の役割に関する正しい知識の普及を図るための啓発活動を実施しています。
厚生労働省「令和7年度「薬と健康の週間」の実施について」(別ウィンドウで開きます)