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掲載日:2024年3月19日

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子供をねらった不審者対策

県内では子供に対する声かけ事案が連日のように発生しています。

子供に対する声かけ事案とは、18歳未満の者に対して「声をかける」、「手を引く」、「後をつける」などの行為をいい、その行為自体は犯罪行為に至りませんが、犯罪の前兆と捉えられるものです。

主な手口や特徴

  • 「欲しいものを買ってあげる」など、金品で誘う。
  • 「○○はどこにある?」など、道聞きを装う。
  • 車両や徒歩で後をつけたり、追いかけたりする。
  • デジタルカメラや携帯電話、スマートフォンで容姿を撮影する。

事案の傾向

  • 被害者の7割以上が小中学生です。
  • 被害者の6割以上が女の子です。
  • 4割以上が15時から17時の下校時間帯に発生しています。
  • 路上における発生が約7割を占めています。
  • 被害の6割が子供が一人でいる時に発生しています。

※くわしくは埼玉県警察本部ホームページ「子供に対する声かけ事案等」をご覧ください。

被害を防ぐためには

  • 防犯ブザーをすぐに使える状態で持ち歩く。
  • ひとりでいる時は、人通りが多い道やお店がある道を歩く。
  • 道を尋ねられても不用意に近づかず、家族以外の車には絶対に乗らない。
  • 商業施設のトイレや屋外の公共トイレを子供に使用させる時は、大人が安全を確認してから使用させる。
  • マンションなどのエレベーターに乗る時は、「周囲に不審者がいないか確認する」、「知らない人とはなるべく二人では乗らない」、「非常ベルをすぐに押せる位置に立つ」ようにする。
  • ひとりで留守番をする時は、玄関や窓の鍵を必ずかけ、大人がいないことを知らない人に言わない。

子供を守る4つの約束

  1. ひとりにならない
  2. 知らない人について行かない!
  3. 大きな声で助けを呼ぶ!
  4. 出かける時は、「誰と・どこで・何時まで」出かけるのかを家族に伝える

※たとえ知っている人でも、家族に黙ってついていかないようにする。

「いざ」という時にとっさに対応できるよう、子供に繰り返し指導しましょう。

驚いているコバトン

具体的な対処法の例

車からの声かけ

  • 車の中から話しかけられても、近づいてはいけません。
  • 危ないと思ったら、車の進行方向と逆に逃げましょう。 

家族が留守の家での対応

  • 家に入る前に、不審な人が周りにいないか確認しましょう。家に誰もいなくても、「ただいま」と言いながら入りましょう。
  • 留守番していて訪問者が来たときは、玄関を開ける前に、ドアスコープやインターホンで相手を確認しましょう。知らない人であれば玄関を開けてはいけません。場合によっては居留守を使います。大人がいないことを知らない人に言ってはいけません。

エレベーター内での対応

  • 知らない人と二人だけで乗ったときは、近くの階で降りましょう。
  • エレベーターホール等に不審な人がいないか周囲を確認しましょう。
  • エレベーターは、非常ベルや各階のボタンを押せる位置に乗りましょう。

「110番」のかけ方ご存知ですか?

  • 110番は、犯罪や事故等に遭ったとき、警察に緊急通報するための電話です。
  • 使い方を理解していざという時に通報できるようにしましょう。
  • くわしくは埼玉県警察本部ホームページ「110番の利用方法」をご覧ください。
  • 公衆電話の設置場所はNTT東日本「公衆電話_設置場所検索」で確認できます。

指示棒で左上を指しているコバトン

埼玉県警察本部ホームページ「子供・女性・高齢者等の安全」にも犯罪防止に役立つ情報を掲載しています。

是非、ご覧ください。

お問い合わせ

県民生活部 防犯・交通安全課 防犯・犯罪被害者支援担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 第3庁舎1階

ファックス:048-830-4757

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