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掲載日:2023年4月28日

医療法人社団Sunny

 

取組項目:男性の育児休業取得促進

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取組のポイント

企業全体として、育児休業への理解を深め、育児に対する協力体制の整備

対象者(男性・女性共に)が育児休業を取得しやすいような組織風土づくり

スタッフの拡充を図り、人員配置に余裕を持った職場環境の整備

具体的な取組内容

企業全体として、育児休業への理解を深め、育児に対する協力体制の整備

 ・育児休業の仕組みや法令に関して、スタッフへ周知し、育児休業を取得するまでのスケジュールを共有する機会を設けた。また、育児休業取得前後で予想される現場状況の変化を共有し、対策をスタッフ・管理者で検討をした。

対象者(男性・女性共に)が育児休業を取得しやすいような組織風土づくり

 ・引継業務を管理者と共に内容・スケジュールを整理し、スムーズに引き継げるようにサポートした。
 ・スタッフが育児休業をとることで生じる様々な効果(企業の信頼度や採用への影響等)を言語化し、スタッフが育児休業を取得することに個人としても企業としてもポジティブな感情を抱けるようなアプローチをした。

スタッフの拡充を図り、人員配置に余裕を持った職場環境の整備

 ・育児休業取得後も現場業務にマンパワー不足の影響がないように、普段から余裕をもった人員配置ができるよう採用活動を進めています。魅力的な人材のエントリーがあった際には積極的に採用をしていくのがポイントです。

取組の効果

・育児休業をこれから取得するスタッフ・現在子育てをしているスタッフに対して、思いやりや優しさをもった関わりを大事にし、『大変な時はお互い様』という組織風土になった。また、スタッフの満足度アンケートから、このような組織風土がSunnyで働きやすい・働き続けたいというきっかけになり、企業へのロイヤリティ上昇に繋がったという結果が得られた。

・男性スタッフが1年間の育児休業を取得し、翌年には2名女性スタッフが育児休業を取得した。

・育児と仕事の両立がしやすいこと、育児に対しての理解がある企業であることを採用媒体で実績としてアピールができ、若い世代の方々が魅力を感じてくれ、結果としてエントリー数が増え、採用の質向上に繋がった。

経営者(管理職)からのメッセージ

仕事をするコバトン

医療法人社団Sunny 理事長 若林大樹 様

当法人は小児科クリニックとして、365日診療することを通じて周辺地域の子育て世代のサポートをすることを大事にしています。そのためにはまず始めに従業員にとっても勤務しやすい職場を創っていく必要があると考えています。今回男性従業員が育休を取得したことにより、育休取得のハードルは下がったと考えており、今後も従業員たちが気兼ねなく、育休・産休を取り、気持ちよく働ける環境を提供できたらと考えています。

企業概要

企業名

医療法人社団Sunny

業種

医療・福祉

業務内容

医療業 小児科クリニック

所在地

川口市

従業員数

27人(男性3人、女性24人)

URL

https://www.sunny-clinic.jp/

 

取組内容について詳しく知りたい方は、県多様な働き方推進課(048-830-3960)にお問合せください。

県では働き方見直しについて、アドバイザーの派遣により取組の支援を行っています。働き方見直しを行いたい企業はお申込みを御検討ください。

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