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掲載日:2021年12月3日
10月24日(土曜日)、田村琢実議長が小久保副議長とともに令和2年度埼玉県戦没者追悼式に参列し、県議会を代表して追悼の言葉を述べました。
令和2年10月24日(土曜日)10時30分~11時30分
埼玉会館 大ホール
本日ここに、埼玉県戦没者追悼式が、多くの御遺族の皆様の御参列のもと、厳
かに執
り行われるにあたり、県議会を代表いたしまして、戦没者の御霊
に謹
んで追悼の言葉を捧げます。
熾烈
を極めた先の大戦では、祖国日本を、そして故郷埼玉に残した愛する家族を守るため、多くの方々が戦地でその尊い命を捧げられました。
また、戦災により、幾多
の県民のかけがえのない命が奪われました。
このことは、私たちにとりまして、永遠に忘れることのできない、深い悲しみであります。
失われたものは余りに大きく、哀惜
の念に堪
えません。
戦没者の方々の御冥福を心からお祈り申し上げます。
英霊
となられた方々や、戦禍
に巻き込まれた方々の愛する祖国と家族への断
ちがたい思いや、無念なお気持ちに思いを致しますと、万感
胸に迫
り、誠に痛恨
の極みであります。 また、最愛の肉親を失われた御遺族の皆様の御心情を拝察
いたしますと、悲痛の思いが胸に迫
ってまいります。
こうした深い悲しみの中、御遺族の皆様は、幾多
の試練に耐えながら御家族を守り、そして、祖国日本の復興に力を尽くされてこられました。
今日
の我が国の平和と繁栄は、戦没者の皆様の尊い犠牲と、御遺族の皆様のたゆまぬ御努力の上に築かれたものであることを、我々は決して忘れてはなりません。
悲惨な戦争から学んだ教訓を風化させることなく、平和の尊さを後世に伝え、永久
に守っていくことが、今を生きる私たちに課せられた重大な責務であります。
ここに改めて、戦没者の皆様の祖国発展への思いを深く心に刻
きざ み、安心して暮らすことができる、平和で豊かな郷土埼玉を築いていくために、全力を尽くすことを、御霊
の前にお誓いいたします。
結びに、英霊
各位の安らかな御冥福をお祈り申し上げますとともに、御遺族の皆様の御健勝、御多幸を心から祈念申し上げ、追悼の言葉とさせていただきます。
追悼の言葉を述べる田村琢実議長
献花の様子
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