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掲載日:2023年10月20日
Q 須賀昭夫 議員(自民)
コロナも5類に移行され、いよいよ観光にも力を入れていける状況になってきたと感じているところでございます。今年度の当初予算でも、インバウンドをはじめとした観光施策を目玉として、強く推進していくことが示されております。
しかし、私が見たところ、知事の政策集に観光についての記載がございませんでした。まさかとは思いますが、これは知事が観光を重視していないことの表れなのか、危惧しているところでございます。知事の観光に対する御認識をお伺いいたします。
A 大野元裕 知事
新型コロナが5類感染症に位置付けられ水際対策も緩和されて以降、訪日外国人旅行者もコロナ前の水準近くまで回復するなど、県内の観光地もにぎわいを取り戻しつつあります。
また、今後、人気映画「翔んで埼玉」の続編公開や、本県の偉人渋沢栄一翁が肖像となる新一万円札の発行などが予定されており、埼玉県への注目が一気に高まると期待をされております。
私の政策集では「時宜を逃さず、変化する社会・経済情勢に応じた経済施策を確実に実行する」と掲げましたが、正に今このタイミングが観光施策を進めるチャンスであると考えております。
観光は、宿泊、交通、飲食、物販など地域の幅広い業種に経済効果が及ぶことから極めて重要な分野であります。
こうした認識に立ち、この機を逃さず観光施策を推進し、地域経済の活性化を図ってまいりたいと考えております。
再Q 須賀昭夫 議員(自民)
ただ今、知事のお考えを確認することができ、安心いたしました。
しかしながら、私の地元川越や秩父、長瀞など県内の多くの観光地では、この3年以上の間、言葉には表せないほど大変な苦労をされてまいりました。政策集の中に観光に関しての記述がなかったことに対しては、観光に携わる方々から、「残念だ」「がっかりした」というような声も聞いております。
ただ今、知事の御見解はお聞きしましたけれども、改めて、そんな方々に向けて知事の強い決意をお伺いしたいと思います。
再A 大野元裕 知事
埼玉県における観光の重要性、また先程申し上げた時宜をとらえた取り組みについては、これはしっかりと取り組まなければならないものだと考えております。
そのため、私といたしましても、本県のDMOについては、物産については充実していたものの、必ずしも観光について私たちが期待する結果がもたらされてはいないことによって、人事に着手をさせていただいたり、あるいは、2期目に入ってすぐに、インバウンドキックオフミーティングといたしまして、海外のお客様に埼玉県のそれぞれの観光地を知っていただき、お越しをいただくといった取組を進めているところでございます。
今後、私といたしましてもこの時宜を捉え、着実に観光振興を図るとともに、結果に結びつくように努力したいと、決意を新たにしたところでございます。
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