令和5年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文（森伊久磨議員）

交番及び駐在所について-改築等整備の状況及び改築をする上での改善点について-

Q　森伊久磨　議員（自民）

少年犯罪や外国人による犯罪、空き巣、詐欺被害の増加など、交番や駐在所の機能を十分に生かせれば、未然に防止できるような犯罪もあろうかと思われます。また、新しい市街地の形成や新設道路の開通によって、明らかに交通量の流れが変わったにもかかわらず、交番の立地場所自体が現状にそぐわなくなってしまっていたり、女性の社会進出により女性が様々な被害に遭われる機会も増え、それに対応するため女性警察官が常駐できる施設を整備するなど、社会情勢に即した交番等の機能及び施設の整備も必要だと思われます。
交番や駐在所の改築等整備の状況、改築する上でどのように改善していくのか、御答弁ください。

A　鈴木基之　警察本部長

交番等の整備につきましては、これまでも、地域の人口や警察事象の推移等を勘案しつつ、地域住民の利便性や交番の視認性等の立地条件にも配慮しながら、計画的に進めているところであります。
また、老朽化や狭あい化などの理由により改築の必要性が高い交番等から優先的に整備を進めており、昨年度は、5箇所を改築し、今年度につきましては、7箇所の改築を予定しております。
交番等を改築する上では、利用者の利便性を向上させるため、来訪者用の駐車場や相談室の設置であったり、手すりやスロープの設置などのバリアフリー化により、機能の強化を図っております。
また、女性からの各種相談や女性が被害者となる事件等においては、女性警察官による対応の需要が多いことを踏まえ、女性警察官が24時間活動できるよう、女性用の仮眠室やトイレの整備についても進めております。
今後も、地域住民からの各種要望や社会情勢に的確に対応できるよう、交番等の機能強化による整備に努めてまいります。

 

• 上記質問・答弁は速報版です。
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