令和5年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文（森伊久磨議員）

交番及び駐在所について-交番、駐在所等の設置の推移と改築が必要な施設数について-

Q　森伊久磨　議員（自民）

交番及び駐在所は、パトロールや巡回連絡等の様々な活動を通じて地域住民の意見・要望に応えるべく、管轄する地域の実態を把握し、その実態に即した活動を行っているものと思われます。また、昼夜を分かたず、常に警戒態勢を保ち、様々な警察事象に即応する活動を行うことにより、地域住民の安全と安心のよりどころとなり、県民の身近な不安を解消する機能を果たしており、地域の治安を維持するために不可欠な施設です。
地域警察運営規則第15条では、交番等設置の基準が規定されております。第15条、昼夜の人口、世帯数、面積、行政区画及び事件又は事故の発生状況等の治安情勢に応じ、警察署の管轄区域を分けて定める所管区ごとに置くものとする。第2項、交番は原則として都市部の地域に、駐在所は原則として都市部以外の地域に設けるものとするとあり、原則的にはこの運営規則にのっとり、交番等の整備を図っているものと思われます。
そこで、警察本部長に3点、御質問いたします。
まず、交番、駐在所等の設置の推移と改築が必要な施設数について。
地域住民の安心・安全を確保する上で、交番、駐在所は重要な施設であると考えます。そこで、近年の交番、駐在所等の設置数の推移と老朽化や狭あい化が著しいなどの理由により改築が必要な施設数について御答弁ください。
 

A　鈴木基之　警察本部長

近年の設置の推移について、平成26年度から令和2年度までは、交番250箇所、駐在所119箇所の計369箇所を設置しておりましたが、令和3年度に交番等の統廃合を行い、現在は、交番243箇所、駐在所116箇所の計359箇所を設置しております。
このうち、老朽化や狭あい化などの理由により、改築の必要性が高い交番等が64箇所あり、計画的に整備を進めているところであります。

 

• 上記質問・答弁は速報版です。
• 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
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