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ページ番号:218542

掲載日:2022年7月12日

令和4年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(井上 航議員)

選挙をより身近にするための取組について - 記号式投票の導入について

Q   井上 航 議員(県民)

記号式投票とは、あらかじめ投票用紙に印刷された候補者氏名の上の欄に丸を記入して投票する方法です。記号式投票は、高齢者や障害者といった投票弱者にとって投票のバリアフリー化が図られるだけでなく、誰にとっても投票しやすい方式とすることで、選挙や投票がより身近になる効果があると考えます。また、記述式の際には、記載誤りなどで疑問表や無効票が発生しますが、その削減が期待できることや、開票時の確認作業の短縮化も期待されます。
一方で、デメリットがあることも承知しています。国政選挙では自署式と定められていること、告示日に立候補の届出を締め切ってから投票用紙の印刷を始めるため、準備の時間が限られることなどと認識しております。ただ、それらを踏まえても、記号式投票を行う価値は十分にあると考えております。
埼玉県内では唯一、吉川市が市長選において記号式投票を採用しています。そこで、私は、県議の同期当選であり、現在、吉川市長を務める中原恵人市長を通して吉川市選挙管理委員会の見解を確認しました。
吉川市では、昭和38年から記号式での市長選を行っており、職員は全く違和感も不便も感じていないとのことです。また、期日前投票や不在者投票の自署式と投票日当日の記号式が混在することについては、別々に集計すればよいだけであるとおっしゃっていました。記号式投票は不明票も抑えられ、市民にはバリアフリーでもあることから、職員にも無理な負担になっていない現状であれば、今後も継続の考えであるとおっしゃっていました。
他方、先日、桶川市議会6月定例会において、御自身が筋ジストロフィーの診断を受けている浦田充市議会からも、投票についての不平等の解消ということで首長選での記号式投票を求める提案があったところです。
首長選のほか県議選や知事選も、市議選などと比べて比較的候補者が少ない選挙です。県議選、県知事選は、毎回投票率が低調な傾向にあることが課題となっております。
そこで、投票のバリアフリーという視点に加えて投票率向上のための方策としても、各市町村の首長選挙及び県議選、県知事選において記号式投票を導入することについて、選挙管理委員会委員長の御所見を伺います。

A   岡田昭文 選挙管理委員会委員長

公職選挙法の規定により、地方公共団体の議会の議員又は長の選挙の投票は、条例で定めるところにより、期日前投票などの一部の投票を除いて記号式の投票によることができます。
議員お話しのとおり、記号式投票には様々なメリット、デメリットがございます。
記号式投票の導入団体は全国的には減少傾向にあり、県内においては昭和38年に導入した吉川市長選挙のみとなっております。
都道府県知事選挙で導入している団体は5団体であり、都道府県議会議員選挙での導入団体はございません。
県議会議員選挙又は知事選挙において記号式投票を導入する場合、県内全域で、期日前投票などは自書式、選挙当日の投票は記号式となり、投票方法が混在することになります。
近年、記号式投票から自書式投票に戻した団体では、その理由として投票方法の混在による混乱や事務負担の重さなどを挙げており、市町村選挙管理委員会との慎重な調整が必要となります。
さらに県議会議員選挙では9日間という短期間に、52選挙区の全ての候補者名などを誤りなく掲載した投票用紙を印刷し、発送する必要があります。解決すべき課題は多いと考えます。
県選挙管理委員会としましては、記号式投票の導入団体が減少している要因や、導入団体における投票率向上効果などについて、情報を収集し、研究してまいりたいと考えております。
また、市町村長選挙で記号式投票を導入することにつきましては、各市町村が地域の実情に応じて判断すべきものと考えております。

再Q   井上 航 議員(県民)

デメリット、メリットがあることは重々承知をしておりますが、バリアフリーという観点、それから選挙を身近にするという観点は重要な観点かと思いますし、例えば、市町村の場合においては相談があった場合、条例化を進めなければいけないわけですが、県選挙管理委員会としては、そういった市町村の支援といったことは相談があった場合にはするという体制はあるということで確認させていただいてよろしいでしょうか。

再A   岡田昭文 選挙管理委員会委員長

相談の体制は、これ常にとっております。先ほども申しましたとおり、
メリット、デメリット両方ございますので、そのへんも踏まえ、市町村選挙管理委員会と対応してまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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