トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 令和3年9月定例会 > 令和3年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 > 10月6日(水曜日) > 横川雅也(自民) > 令和3年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(横川雅也議員)
ここから本文です。
ページ番号:206473
掲載日:2024年10月17日
Q 横川雅也 議員(自民)
この質問については、同様の質疑を我が自民党議員団の須賀敬史議員がコロナ対策特別員会で取り上げ、状況をただし、改善を提言されました。
今回は、第5波の状況を踏まえて質問します。
保健所へ派遣される応援職員ですが、派遣の時期や派遣期間、人選が適当ではありません。業務がひっ迫してから応援職員が派遣され、少し落ち着くとまた戻ってしまう。毎回異なる職員が派遣され、長くても1週間で戻ってしまう。感染拡大の波が押し寄せるたびに同じことが繰り返されてきました。保健所職員は感染拡大により業務がひっ迫する前に、応援職員を派遣してほしいというのが本音だと思います。
さらに、毎回違う職員を派遣するのではなく、できることなら一度派遣された職員をチーム、グループ単位で派遣してほしいというが現場の本音ではないでしょうか。例えば、保健所での勤務経験のある職員を派遣することも、一つの有効策かと思います。
なぜ業務がひっ迫してから応援職員を派遣するような後手の対応が繰り返されてきたのでしょうか。なぜ現場が求める応援を実行できないのでしょうか。保健所業務はコロナ対策だけではなく、他の感染症の対応もしなければなりません。通常の業務は置き去りでしょうか。応援職員の派遣の遅れが現場の混乱や業務過多を招き、さらには前項で質問したような事務的ミスへとつながったのではないでしょうか。こうした事案が再発することがないよう、あらかじめ県庁内においてFEMAによる応援職員の人員配置などのシミュレーションは行われなかったのでしょうか。
現場で奮闘されている職員の目線に立っての指摘となりますが、これまでの問題点、今後の応援職員の派遣の在り方、また業務過多の解消策など、一連の問題の状況説明と対応策について、保健医療部長に御答弁をお願いします。
A 関本建二 保健医療部長
第5波では、国が示した想定を大幅に上回る規模で感染者が急増したため、結果として保健所業務がひっ迫しました。
8月以降、応援職員を最大で156人まで追加し、感染縮小期でも、コロナ対策以外の業務に影響を及ぼさぬよう、一定規模の応援は継続しております。
議員御指摘のとおり、業務がひっ迫する前からの派遣や業務によっては長期配置や繰り返し配置が効果的です。
一部繰り返し配置をした例もございますが、多くの場合、応援職員の本来業務の遅延などが懸念されることから、このような配置は困難でした。
今後は、機を逃さず職員を配置できるよう、各保健所の事務処理状況等を注視し、感染者急増の予兆を捉えてまいります。
また、職員の長期配置などについては、応援職員を長期配置が可能で、業務の習熟が期待できる民間派遣に切り替えるための予算を本議会にお願いしております。
さらに、応援職員が機動的に活動できるようにマニュアルの再確認などを進めてまいります。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください