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掲載日:2023年10月17日

令和2年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(神尾高善議員)

未来を見据えた積極的投資について - 地下鉄7号線の延伸について

Q  神尾高善  議員(自民)

地下鉄7号線の延伸については、この事業も多くの議員より質問され、注視している課題であります。一向に進展していません。埼玉高速鉄道の延伸を前提に交通の利便性の向上に取り組むと公約して当選された大野知事としては、最優先に取り組むべき事業であることを再認識していただきたいと思います。
岩槻駅までの約7.2キロメートル、地下鉄7号線延伸協議会の試算では事業費860億円である。この路線が延伸すれば、どれだけの経済効果、更には沿線の活性化につながっていくか、検討されたでしょうか。
令和2年2月定例会で我が団の小島議員、山口議員の質問に対して、国の補助制度の適用目安が示され、かつ費用便益比も1を超えました。6社による地下鉄7号線延伸実務関係者会議で調査や協議を行っているとの答弁がありました。そして、1月に公社事業対策特別委員会では、都市鉄道等利便促進法に基づく事業スキームを活用し、JR線への延伸、相互乗り入れを果たした神奈川県の相模鉄道を調査されました。延伸することにより、埼玉スタジアム駅も設置し、その周辺地域、我が自民党の誘致に尽力した順天堂大学医学部附属病院を利用する人たちの交通の利便性も、そして埼玉スタジアム2002の更なる活用がされ、想像以上に繁栄することでしょう。
これらのことを踏まえ、地域住民はもちろん、多くの埼玉県民の期待に応えるべく、1日も早く事業着手してほしい。埼玉県の発展を任されている知事の責任として、長きにわたって強い熱意と期待が込められた事業であると、知事は承知しているはずであります。「日本一暮らしやすい埼玉の実現」に向けて、計画を立てて実行あるのみと考えますが、知事の御見解をお伺いします。

A  大野元裕  知事

さいたま市が平成29年度に設置した地下鉄7号線延伸協議会において、費用便益比いわゆるBC(ビーバイシー)が1を超えるケースも示されました。
このケースは、さいたま市によるまちづくりの実施が前提となっています。
公共交通の利便性向上検討会議においても、都市と交通は一体であり、どういう都市にしていくのかを含めて鉄道延伸を検討することで良い方向が出るとの意見がございました。
これらを踏まえ、8月にはさいたま市長にお会いした際に、私から直接、まちづくりについてしっかり検討を進めていくようお願いをさせていただいたところでございます。
また、延伸協議会で示された鉄道に関する課題を解決するために、平成30年度にさいたま市が設置した実務関係者会議においても、検討を重ねてまいります。
私としては、これまでの検討の成果を踏まえ、意見の集約を図り、具体的に一つ一つの課題を克服していく、新たな段階に入ったと考えております。
私のこうした考えは、実務関係者会議においても提案をさせていただき、さいたま市において検討をいただいているところであります。
地下鉄7号線の延伸は長きにわたって地域の方々の強い熱意と期待が込められた事業であり、その期待に応えるべく、しっかりと取り組んでまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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議会事務局 政策調査課 広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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