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掲載日:2020年10月20日

令和2年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(神尾高善議員)

未来を見据えた積極的投資について - 東西交通網の確立に向けて

Q  神尾高善  議員(自民)

本県の交通網は東京を中心とした放射状に発達しており、東西方向の交通網が課題であります。特に鉄道網は、東武アーバンパークライン、JR川越線などは単線区間もあり、より一層の整備が必要であると考えます。この2線が乗り入れる大宮駅は、JR東日本の新幹線が停車し全国でも有数の乗降者数を誇っており、本県の更なる発展は、東西交通の拠点として大宮駅との接続を強化することが重要であります。
さらに、さいたま市が検討中の大宮駅東口の再開発に関連し、東武大宮駅を2面3線化にすることにより、成田から大宮駅間に特急を走らせることができるのであります。大宮駅を玄関口として鉄道網を整備することで、成田空港から東武アーバンパークラインを通じて大宮駅と直結することができ、海外から外国人を呼び込み、また大宮を拠点として全国へと移動するような環境を整えるべきで将来ある埼玉をと考えますが、御見解をお聞かせ願います。
また、古くから発展し歴史ある川越と、明治以降、鉄道の町として発展した大宮を結び付けているのが、川越線であります。この路線の重要性は、多くの関係議員から質問されているとおりであり、荒川に架かる橋梁架替えは、このチャンスに橋脚だけでも複線化し、将来的には路線も複線にし、成田から大宮、そして川越まで外国人を呼び込む埼玉の笑顔とおもてなしの心を味わっていただきたいと思います。そのためにも、JR川越線の橋梁架替えに伴う複線化は、積極的に取り組むべきであります。
しかし、本定例会の関根議員の質問、再質問に対し、調査費も付いていないという答弁でありました、がっかりです。知事も、大宮駅を拠点とした東日本連携の取組を進めると公約で掲げております。関係者とか、JR東日本とか、川越市とか、さいたま市とかの判断に委ねるのではなく、埼玉県が主体的に関与すべきではないでしょうか。県民の声を十分に理解して、今こそ知事のリーダーシップを発揮するいいチャンスではないですか。知事の決断をお聞かせ願います。

A  大野元裕  知事

大宮駅を玄関口とした交通網の整備についてでございます。
東日本の玄関口である大宮駅は、国の交通政策審議会において、広域的なネットワークの拠点となる駅に位置付けられ、現在、さいたま市が大宮駅グランドセントラルステーション化構想を進めています。
その中で、東武大宮駅について、現在の1ホーム2線から2ホーム3線へとする改良が計画され、交通結節点としての機能向上を目指すとされております。
東武アーバンパークラインでは、平成16年までに春日部までの複線化が完了し、急行列車を運行させるなど、利便性向上の取組が進められております。
また、県におきましても、春日部駅付近の連続立体交差事業に取り組んでおり、東武鉄道が、鉄道の高架化に併せて、春日部駅のホームを増設することから輸送力の増強が期待されます。
今後、こうした個々の取組を結び付けていくことが必要となりますが、東西交通の拠点としての大宮駅への接続の強化に資する環境整備は、一つ一つ進んでいるものと認識しております。
県としても、本県の経済と人の交流を一層活性化させるこうした環境の整備は大変重要と考えます。
次に、JR川越線の橋梁架換えに伴う複線化への知事の決断についてでございます。
本県は、大宮駅に6つの新幹線が乗り入れるなど、東京を起点とした放射状の鉄道網は発達しておりますが、東西方向の鉄道網に課題があるという議員の御指摘はそのとおりだと思います。
県ではこれまでもJR東日本に対して、JR川越線の複線化を重ねて要望してまいりました。
しかし、JR東日本からは、現在の利用状況では、複線化が必要な状況ではないとの見解が示されております。
こうした中、関根議員の一般質問の翌日、JR東日本から県に対してJR川越線橋りょう架換えに関わる正式な協議会対しオブザーバーとして参加するという回答がございました
県の粘り強い働き掛けに加え、県民の熱意、そして県議会の熱心な要望活動が後押しとなって、一歩を踏み出すことができたと考えております。
これを受けて、早速、県から働き掛けを行った協議会を設置し、検討を進めたいと思います。
私としても、引き続きJR東日本、さいたま市、川越市などに直接強く働き掛けを行うなど、引き続き主体的に対応してまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

お問い合わせ

議会事務局 政策調査課 広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

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