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掲載日:2020年10月14日

令和2年9月定例会 「少子・高齢福祉社会対策特別委員長報告」

副委員長 吉良 英敏

少子・高齢福祉社会対策特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「少子・高齢社会、地域医療、障害者並びにシニアを含めた人材活用に関する総合的対策」でありますが、今回は、「地域医療について」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「避難所において、新型コロナウイルス感染症の濃厚接触者を隔離するための専用スペースを確保しているが、感染防止対策は万全なのか。また、保健所等から避難所の担当者に対し、具体的な感染防止対策が示されているのか」との質問に対し、「ガイドラインを策定し、全市町村に対して、発熱、咳などの症状がある方は、避難所の専用スペースに避難してもらうよう周知している。また、保健所が把握する濃厚接触者が健康観察中に避難を要する場合には、避難所受付でその旨を申し出てもらい、専用スペースに避難するよう保健所から濃厚接触者にあらかじめ伝えている。9月の4連休の台風接近の際などには、保健所を通じて市町村と連絡を取り合い、感染者や濃厚接触者のリストなどを作成し、必要に応じてそのリストを提供するなど情報共有しながら、対策を行ってきた」との答弁がありました。
次に、「令和2年3月に策定した医師確保計画は、病院などの現場の状況を把握した上で策定したのか」との質問に対し、「地域医療構想の中で、国の算式に基づき、2025年の医療需要を算定している。医師確保計画では、医療需要を満たす医師数と現状の医師数との差から医師不足数を算出し、約1、200名の医師確保の目標を定め、計画を策定した。目標達成のため、一番確実に医師数を増やす取組は奨学金及び研修資金制度であるので、途中で離脱することのないよう進めていきたい。さらに、困難な状況ではあるが、医師不足地域であるため、この制度の枠を増やす努力を今後も続けていきたい」との答弁がありました。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、「少子・高齢社会、地域医療、障害者並びにシニアを含めた人材活用に関する総合的対策」につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。

  • 注意:氏名の一部にJIS規格第1・2水準にない文字があるため、第1・第2水準の漢字で表記しているものがあります。

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郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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