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掲載日:2020年10月14日

令和2年9月定例会 「公社事業対策特別委員長報告」

副委員長 飯塚 俊彦

公社事業対策特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「公社事業の経営・見直しに関する総合的対策」であります。
今回は、「公社における改革の取組について」の審査対象公社として、「公益財団法人埼玉県産業振興公社」、「埼玉県道路公社」及び「株式会社さいたまリバーフロンティア」の審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部及び各公社から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、公益財団法人埼玉県産業振興公社について、「企業のマッチング件数について、昨年度は3,500件の目標値を下回る2,821件であったが、今年度の見通しはどうか」との質問に対し、「新型コロナウイルス感染症の影響が色濃く残る中、従来の展示会でのマッチングは厳しいと考えている。そのため、年明けに開催予定の『ビジネスアリーナ』は、オンライン上での展示会として検討を進めている。これは初の試みであり、オンライン上での名刺交換機能の構築や出展者向け動画作成支援を考えている。こうした工夫をしながら、目標である3,500件のマッチングに向け、努力していきたい」との答弁がありました。
次に、埼玉県道路公社について、「三郷流山橋有料道路事業が着工したが、ETCは設置されるのか」との質問に対し、「ETCの導入は、今後の有料道路の運営や採算性、料金に影響を与えるため、現時点では困難と考えている。また、首都高速道路株式会社などが開発を進めている通常のETCより簡易なワンストップ型ETCの導入について、今回、県と協議し国に申請をした。しかし、事業計画の中で検討すべきとの理由により、助成は得られなかった。今後は、システム整備などの課題を整理し、導入について県と協議を進めていく。なお、1料金所当たりの通常のETCの導入費用は、おおむね11億円程度と聞いており、簡易なワンストップ型は、おおむね3億円程度である」との答弁がありました。
次に、株式会社さいたまリバーフロンティアについて、「ゴルフ場のクラブハウスのパーティ会場やレストラン、風呂等での新型コロナウイルス感染症対策はどのように行っているのか。また、この対策をどのように周知しているのか」との質問に対し、「3密回避のため、パーティはお断りしている。レストランではアクリル板を設置する等、飛沫が飛ばないよう工夫をしている。風呂については、スーパー銭湯などに比べ浴槽が狭いため、シャワーのみの使用としている。また、こうした対策は、ホームページやロビーへの掲示で周知徹底を図っている」との答弁がありました。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、「公社事業の経営・見直しに関する総合的対策」につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。

  • 注意:氏名の一部にJIS規格第1・2水準にない文字があるため、第1・第2水準の漢字で表記しているものがあります。

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郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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