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掲載日:2023年7月10日
Q 岡村ゆり子 議員(県民)
私の地元川口市上青木にありますSKIPシティには、埼玉県が整備した彩の国ビジュアルプラザがございます。映像鑑賞や映像学習、そして撮影、編集から発表までの映像制作を行える施設です。子供から大人まで映像制作を楽しく学べるとともに、アマチュアの方からプロの映像制作会社まで広く活用されております。
しかしながら、社会科見学がないときやSKIPシティでのイベントなどが開催されていないときは閑散としており、入館者数も伸びているとは言いがたい状況です。
このたび、NHKは2026年度からの運用に向け、SKIPシティに制作スタジオを4つ整備することを発表いたしました。私は、NHKの整備を追い風に県としても更なる取組を実施し、地域のにぎわいの場として盛り上げていくべきであると考えております。
そこで、産業労働部長にお聞きいたします。
県として年に2回の企画展、ライブラリー所蔵映像の上映会などを行っておりますが、ポスター掲示やホームページで告知するだけでは、十分な周知がされているとは言いがたい状況です。ユーチューバーに撮影場所として提供したり、情報発信してもらうなど、映像の集積地としての利点を生かして、より多くの方々に足を運んでいただける工夫をすべきと考えますが、いかがでしょうか。御見解をお聞かせください。
A 加藤和男 産業労働部長
彩の国ビジュアルプラザは、SKIPシティの中核施設として整備され、次世代映像産業創出拠点の機能と共に、公開ライブラリーや映像ミュージアムなどの施設を有し、これまで240万人以上の方に御来場いただいております。
県ではこれまでも、多くの方々に足を運んでいただけるよう、施設の利用者の分析を行ってまいりました。
SKIPシティの主な来訪者は子供連れの御家族であることから、昨年度、公開ライブラリーにキッズコーナーを設けました。その結果、近年横ばいだったビジュアルプラザの令和元年度の入館者数は前年度比1.3倍、過去最高の19万5,528人となりました。
施設整備だけではなく、魅力的な企画や効果的な情報発信が大変重要です。
休館を余儀なくされたこの5月からは、子供たちが自宅で映像の原理や
仕組みを学ぶことができる動画サイト「アットホーム」を公開し、立体物に映像を投影する「おうちでプロジェクションマッピング」などの動画を配信しております。
また、ユーチューバーと同様、小中学生に人気の職業であるアニメーターや声優が登場するアニメ「しろばこ」をテーマとした企画展を6月20日から開催いたします。
開催にあたりましては、マスコミ向け内覧会を行うほか、テレビやラジオ、川口駅やさいたま新都心駅前の大型ビジョンで、作品の名場面映像などの情報発信を積極的に行ってまいります。
NHKによる施設整備の発表を受け、SKIPシティが映像の集積地として更に価値を高めているこの機会を捉え、彩の国ビジュアルプラザにより多くの方々に足を運んでいただけるよう工夫をしてまいります。
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