トップページ > 県政情報・統計 > 県概要 > 組織案内 > 企画財政部の地域機関 > 東部地域振興センター > 東部地域のNPO法人 > 「子どもたちを真ん中に 出会い☆ふれあい 笑顔あふれるまちづくり」特定非営利活動法人MiKOねっと
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掲載日:2022年1月19日
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特定非営利活動法人MiKOねっと(みこねっと)は、みさと団地を中心に「地域の子育て力アップ・三世代交流の場づくり」の活動を行っています。約30年前の「三郷吉川おやこ劇場」を出発点に子どもに関わる活動を続け、平成21(2009)年に、法人としての活動を開始しました。
令和3年12月19日、三郷市の集会所で実施された「ガーデンレタスミックス栽培 発表交流会」にお邪魔し、イベント終了後、工藤代表理事、橋爪理事から活動についてお話をうかがいました。
法人名の「MiKOねっと」は、「三郷(misato)」「子ども(kodomo)」「おとな(otona)」のローマ字表記から、「Mi」、「K」、「O」を抜き出し合わせたもので、「三郷市の子どもたちを真ん中に、あらゆる世代の大人、いろいろな団体、みんなでつながり、拡げるネットワーク」を意味しています。
人と人が出会う場づくりを推進しています。
子どもの目線で考えるお祭り「子育てフェスタ(親子で一緒に遊んで楽しんで、笑顔になろう)(年1回)」は、既に16回開催しました。大人が安全を見守りながら、子どもたち自身で遊びを考える小学生の「放課後あそび広場」は週4日実施しています。コロナ禍で孤独になりがちな未就園児の親子を対象とした「親子あそび&ママのしゃべり場」も今年度は実施しています。
2. 高齢者の居場所づくり
交流メインの介護予防地区サロンを月2回(現在はコロナ禍で密を避けるため、2グループに分け)、開催しています。また、目的を持って取り組める事業タイプの「地域の子どもとつながる『おじいちゃんおばあちゃんの生きがい講座』」MiKO・マルシェも月2回実施しています。
MIKO・マルシェの中では、絵本を拡大し布に模写し、アクリル絵の具で色付けした「布芝居づくり」がメインです。完成したら近隣の保育園等へ出向き、「布芝居」の読み聞かせや皿回し・コマ回しなどで交流しています。この活動は、公益財団法人あしたの日本を創る協会が主催する「令和3年度あしたのまち・くらしづくり活動賞」において、振興奨励賞を受賞しました。
しかしながら、コロナ禍で人との接触が難しくなったので、今年度から接触が少なくても共通体験・交流ができる「ガーデンレタスミックス栽培」の活動も開始しました。「ガーデンレタスミックス栽培」は地域の子どもとつながるおじいちゃんおばあちゃんの生きがい講座の一つで、幼児・小学生、保護者、生きがい講座参加者(高齢者)が参加しています。
令和3年9月26日に全員でレタスの種をまき、10月27日は高齢者、10月30日は幼児・小学生、保護者に分かれて、苗の植え替えを行いました。その後、各自苗を自宅に持ち帰り、育てたレタスを食べながら、その成長の様子を観察日誌に記録しました。
12月19日発表交流会【当日の流れ】
(1)最初はみんなでコミュニケーションワークショップ(ゲーム)を開始。自分が選んだ解答を持ったスタッフのもとに集まるので、広い会場を動き回ります。
最後は誕生日ごとに輪になって並び、ゲーム終了。誕生日を答えるため、必然他の人と会話することになります。
(2)次に班に分かれてグループワーク
班分けは、小学生・保護者・高齢者をバランスよく分け、多世代交流をしました。
観察した結果を話し合い、自分のレタスを絵に描きます。
2回収穫後のレタスを持参した参加者もいました。
最後に班ごとに大人、子ども一人ずつ話し合いの結果を発表してもらいました。自分で育てたので、レタスが食べられるようになった、初めて育てたが、楽しかったなどの声が上がりました。
コロナ禍でいろいろな活動が制限されていますが、人と人がふれあい・交流することは不可欠と考えています。新しい活動も含め、細々でも活動を継続していきたいと思います。
皆さんも地域活動に関わってみませんか。人生が変わります。
【左から工藤代表理事、橋爪理事】
活動のエネルギーの源は、自分たち自身も楽しむこと。楽しそうに語るお二人の笑顔がまぶしかったです。
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