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掲載日:2022年6月17日
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埼玉県では、県産木材を使って家や事務所を建てる方に建築費用の一部を助成します。
令和4年度補助事業パンフレット(令和4年6月1日から受付開始)(PDF:3,641KB)
次の条件を満たす住宅・事務所・店舗等(以下、住宅等という)を対象に、使用した県産木材の量に応じた額を施主に直接補助します。なお、助成の対象は(1)~(3)のいずれか1つで、1戸あたりの上限額は34万円です。
なお、当事業での県産木材とは「さいたま県産木材認証制度」により産地及び流通履歴を証明された木材とします。
(1)住宅等の新築、購入【彩の木補助事業(一般枠、子育て世帯枠、梁桁枠、森林認証材・JAS材枠)】
次に掲げる条件をすべて満たす木造建築物であること。
【補助金額:県産木材1立法メートルあたり17,000円】
森林認証材とは、持続的な森林経営や生物多様性を保全するため、適切な森林経営が行われている森林から生産された木材・木材製品にラベルをつけ、消費者が選択的に購買できるようにした木材です。 JAS材とは、日本農林規格に基づき品質が保証された木材です。 |
(2)住宅等の増改築【彩の木補助事業(一般枠・子育て世帯枠)】
次に掲げる条件をすべて満たすこと。
【補助金額:県産木材1立方メートルあたり17,000円】
(3)住宅等の内装木質化【彩の木補助事業(一般枠)のみ】
次に掲げる条件をすべて満たすこと。
【補助金額:県産木材1平方メートルあたり3,000円】
この事業は、県の補助金により一般社団法人埼玉県木材協会が運営します。補助金の受け付け、支払い等は同協会で行います。
詳しくは下のURLをクリックください。(埼玉県木材協会のホームページ)
埼玉県の森林の約半分はスギ・ヒノキなど木質資源の活用を目的とした人工林です。しかし現在、人工林の約8割が柱などの木材に適した林齢(年齢)に達している一方、若い森林は数パーセントしかないという状態になっています。
二酸化炭素の吸収・固定能力の高い若い森林が少ないことも問題ですが、このまま推移すると製材に適した大きさの木材の供給ができなくなり、環境に負担をかけず再生産できる「木材」という資源の供給が滞る恐れもあります。
この事業は「彩の国みどりの基金」を活用し、住宅等における県産木材の利用拡大による「伐って・使って・植えて・育てる」という森林の循環利用を促進させる事を目的としています。
森林の循環利用が適切に行われることにより、県民の皆さんの安心・安全な暮らしを守る森林の機能が最大限に発揮された森林が将来にわたって保全されます。
平成30年度に彩の木いい家コンテストを開催しました。開催結果はこちらをご覧ください。(埼玉県木材協会のホームページ)
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