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掲載日:2024年6月4日
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埼玉県では、下記の事業目的を達成するため県産木材を使って家や事務所を建てる工務店等に建築費用の一部を助成します。
埼玉県の森林の約半分はスギ・ヒノキなど木質資源の活用を目的とした人工林です。しかし現在、人工林の約8割が柱などの木材に適した林齢(年齢)に達している一方、若い森林は数パーセントしかないという状態になっています。
二酸化炭素の吸収・固定能力の高い若い森林が少ないことも問題ですが、このまま推移すると製材に適した大きさの木材の供給ができなくなり、環境に負担をかけず再生産できる「木材」という資源の供給が滞る恐れもあります。
この事業は「彩の国みどりの基金」を活用し、住宅等における県産木材の利用拡大による「伐って・使って・植えて・育てる」という森林の循環利用を促進させる事を目的としています。
森林の循環利用が適切に行われることにより、県民の皆さんの安心・安全な暮らしを守る森林の機能が最大限に発揮された森林が将来にわたって保全されます。
次の条件を満たす住宅・事務所・店舗等(以下、住宅等という)を対象に、使用した県産木材の量に応じた額を工務店等に補助します。なお、助成の対象は(1)~(3)のいずれか1つで、1戸あたりの上限額は34万円です。
なお、当事業での県産木材とは「さいたま県産木材認証制度」(埼玉県木材協会ホームページ)により産地及び流通履歴を証明された木材とします。
(1)住宅等の新築、購入
(2)住宅等の増改築
(3)住宅等の内装木質化
(1)住宅等の新築、購入
(2)住宅等の増改築
(3)住宅等の内装木質化
この事業は、県単独の補助金により一般社団法人埼玉県木材協会が運営します。補助金の受付、支払等は同協会で行います。
詳しくは埼玉県木材協会のホームページをご覧ください。
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