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掲載日:2022年11月29日

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埼玉県茶奨励品種の特性表

茶奨励品種は、埼玉県が県内に広く奨励すべきものとして決定した優良な茶の品種です。
埼玉県では、9種類の茶樹を奨励品種としています。

 

さいのみどり
(茶農林50号)

さやまかおり
(茶農林31号)

やぶきた
(茶農林6号)

ゆめわかば
(茶農林53号)

ふくみどり
(茶農林36号)

育成地*1

埼玉茶特研

埼玉茶試

静岡茶試

埼玉茶特研

埼玉茶試

採用年度

平成16年

昭和46年

昭和36年

平成21年

昭和61年

摘採期
(一番茶)

やや早生
(やぶきたより
約2日早い)

やや早生
(やぶきたより
約2日早い)

中生
(5月10
~20日頃)

中生
(やぶきたより
約1日遅い)

中生
(やぶきたより
約1日遅い)

樹姿

中間

中間

やや直立

直立

直立

樹勢

やや強

やや強

やや強

耐寒性

赤枯れ

やや強

青枯れ

やや弱

やや弱

やや強

やや強

耐病性

炭そ病:やや強
輪斑病:中

炭そ病:極弱
輪斑病:中

炭そ病:弱
輪斑病:弱

炭そ病:やや強
輪斑病:中

炭そ病:弱

摘芽の状態
(一番茶)
収量指数
*2

芽数

やや多

芽重

やや大

やや大

やや大

やや披針

長だ円

長だ円

だ円

長だ円

大きさ

やや大

やや大

一番茶

108

138

100

109

139

二番茶

120

169

100

105

170

品質の
特徴

すっきりした
味と香味

濃厚な香味

まろやかな味

萎凋香

さわやかな香り

優れた
特性

耐病性
加工容易

耐寒性
多収
栽培容易

良質
育苗容易

良質(萎凋香)

耐寒性

良質
多収
耐寒性

栽培・加工
上の注意点

早生であるので晩霜害常習地への導入は避けること。

蒸度を高くし、粗揉でよくもむこと。

青枯れ多発地への導入は避けること。

初期生育が劣るので密植が望ましい。

 

 

むさしかおり

(茶農林46号)

さやまみどり
(茶農林5号)

ほくめい
(茶農林43号)

おくむさし
(茶農林26号)

育成地*1

埼玉茶試

埼玉茶試

埼玉茶試

埼玉茶試

採用年度

平成13年

昭和36年

平成7年

昭和37年

摘採期
(一番茶)

中晩生
(やぶきたより
2~3日遅い)

やや晩生
(やぶきたより
約4日遅い)

やや晩生
(やぶきたより
約4日遅い)

晩生
(やぶきたより
約8日遅い)

樹姿

開張

直立

直立

直立

樹勢

やや強

耐寒性

赤枯れ

やや弱

 強

青枯れ

やや弱

耐病性

炭そ病:やや強
輪斑病:中

炭そ病:中
輪斑病:弱

炭そ病:やや強

炭そ病:やや強
輪斑病:やや弱

摘芽の状態
(一番茶)
収量指数
*2

芽数

やや多

 中

芽重

やや小

やや大

やや大

やや大

やや披針

だ円

やや長だ円

やや長だ円

大きさ

やや小

やや大

やや大

一番茶

160

105

136

90

二番茶

154

119

155

85

品質の
特徴

濃厚な旨味

萎凋香

すっきりとした
香味

甘い香り

優れた
特性

良質

耐青枯れ性

耐裂傷型凍害

良質(萎凋香)

耐寒性
多収

耐青枯れ性

栽培・加工
上の注意点

芽数型品種であるので適宜深刈り等を行い芽重の低下を防ぐ。

初冬凍害多発地への導入は避けること。

やや浅めの摘採が望ましい。

初冬凍害多発地への導入は避けること。

  • *1育成地の埼玉茶特研、埼玉茶試、静岡茶試は、各府県のお茶の研究所の省略名称です。
  • *2収量指数は「やぶきた」を100としています。

お問い合わせ

農林部 生産振興課 花き・果樹・特産・水産担当 (果樹・特産担当)

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎5階

ファックス:048-830-4843

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