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掲載日:2025年9月1日
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県内の特殊詐欺の被害額と認知件数はコロナ禍以降増加傾向にあり、令和6年の被害額は過去最悪の50億円を上回りました。また、1件あたりの被害額が高額に上るものも増えています。
「私はだまされない」「私の家族は大丈夫」という思い込みが落とし穴に!誰でもだまされる可能性があります。日頃から対策をしたり、周りに気軽に相談したりできる環境づくりをしましょう。
【問合せ】警察相談専用電話
電話:#9110 ★ダイヤル回線と一部のIP電話からは048-822-9110 ★緊急の場合は110
【問合せ】消費者ホットライン(全国共通)
電話:188(いやや!)
【問合せ】県消費生活支援センター(川口)
電話:048-261-0999
【問合せ】県消費生活支援センター(熊谷)
電話:048-524-0999 ★祝日・年末年始を除く ★受付時間 月~土曜日 午前9時〜午後4時
犯人が電話などで「家族」「市役所職員」「金融庁職員」「警察官」などをかたって現金やキャッシュカードをだまし取ったり、送金させたりする犯罪の総称です。
被害者のうち、65歳以上の人が8割以上(令和7年6月末現在)を占めていますが、さまざまな手口があり、10代を含むあらゆる年代の人が被害に遭っています。
SNSやマッチングアプリなどを悪用し、偽の投資サイトに誘導したり、恋愛感情や親近感を抱かせたりして金銭などをだまし取る詐欺です。SNSが犯罪の舞台なので、若い世代にも被害が広がっています。
メールなどを悪用して、実在する銀行や企業などの偽サイトに誘導し、IDやパスワードを盗んで不正な取引などを行う詐欺です。インターネットバンキングでの不正送金の9割はフィッシングによるものです(令和6年中)。
「固定電話は使わないから関係ない」「被害者はお金持ちや高齢者だろう」そんな風に思っていませんか?警察官をかたり「あなたを逮捕する」「捜査に協力してほしい」などといってお金を要求する詐欺の被害が、若い世代も含めて大幅に増加しています。
(1)警察官を名乗る人物から「あなたの銀行口座が犯罪組織に利用されています」などと電話が来る。
話を聞くと、「警察手帳をお見せします」とビデオ通話やSNSに誘導し、偽の逮捕状や警察手帳の画像を見せてくる。
(2)さらにSNSでのやりとりを続け、送金などを要求してくる
資金調査をするためお金を振り込んでもらう必要があります
ネットバンキングで送金してください
守秘義務があるので誰にも話さないでください
SNSやマッチングアプリで会ったことのない人とやりとりすることが増えている今、甘い言葉には気をつけて。県内の被害者は20代から80代までと幅広く、40代、50代が半数を占めます(令和7年6月末現在)。
(1)会社役員や投資家、外国の著名人などを名乗る人物が、SNSやマッチングアプリで突然連絡してくる。
素敵な写真ですね
私も旅行が好きです!
(2)恋愛感情を持たせるようなやりとりが続くが、「今は海外にいる」などの理由を付けて会わない。
親近感を抱いた頃に「二人の将来のために」などと言って投資サイトを勧めてくる。
(3)その後も投資を勧められるが、投資したはずのお金を出金できない。
免許・許可・登録等を受けている事業者一覧(金融庁)(別ウィンドウで開きます)
分電盤の点検業者を名乗る業者が電話・訪問し、高額な契約を持ち掛ける事案が増えています。令和6年度の相談件数は、令和5年度と比べてなんと約25倍!悪質な業者と正規の業者の違いを知り、トラブルを防ぎましょう。
身近になりつつある美容医療サービスですが、不安をあおったり、割引のあるモニター契約を勧めたりして高額な契約をさせ、後でトラブルになるケースが相次いでいます。お金だけでなく、やけどなど体への被害も発生しており、注意が必要です。
犯人の手口は日々私たちの想像を超え、話術は巧妙です。特殊詐欺被害の約9割は、犯人からの電話に出たことが始まりです。また、約7割以上が固定電話からの被害です(令和7年6月末現在)。まずは犯人の電話に出ない!固定電話でできる具体的な予防策を三つ紹介します。
家にいるときでも留守番電話にして、録音された相手の声を確認してから折り返すようにしましょう。犯人は自分の声が証拠として残ることを嫌がります。
電話機は、ナンバーディスプレイや自動で警告・録音する機能が付いたものを選びましょう。今使っている電話機に後付けできる対策機器も有効です。
推奨機器など詳細は全国防犯協会連合会のホームページ(別ウィンドウで開きます)
特殊詐欺に利用された電話番号のうち、6割以上が国際電話番号(+1や+44などから始まる番号)です(令和7年6月末現在)。固定電話で国際電話をする必要のない人は、無料で国際電話の利用を休止することができます。 ★携帯電話(スマートフォン)でも、通信サービス事業者(キャリア)の着信拒否サービスやセキュリティ対策アプリで国際電話の利用を止められます。詳しくは各事業者に問合せを(有料の場合も)
【問合せ】国際電話 不取扱受付センター
電話:0120-210-364
オペレーター案内:平日午前9時~午後5時
自動音声案内:24時間
元警察官の「特殊詐欺被害防止マイスター」が手口を解説!防犯機能付きの電話機を実際に体験することもできます。
自治会など、おおむね10人以上の団体・企業・学校・市町村
無料
希望日の1カ月前までに直接、WEB、郵送かファックス
【問合せ】県防犯・交通安全課
電話:048-830-2940
ファックス:048-830-4757
りそなグループコミュニケーションキャラクター「りそにゃ」
「彩の国だより」をもっと分かりやすくお伝えするために、広報アンバサダーが動画を制作しています。今回は埼玉りそな銀行とコラボした特別編!フィッシング詐欺などのリスクを、3人の広報アンバサダーの新たな視点でお届けします。
食べて埼玉さん(@komashi_morituke)が制作してくれました!
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