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掲載日:2024年10月1日

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人工気象室

機器番号 521-1
機器分類 評価試験機器
メーカー名 エスペック株式会社
型番等 TBE-10E45W6PT2R
装置概要

・本装置では、装置内の環境条件(温度、湿度、雨、雪、日射)を自由に設定することができます。

・"灼熱の砂漠"から"極寒の北極"まで、地球上の様々な気象条件を、装置内に再現することが可能であり、過酷な環境下で使用される製品の性能・耐久性評価に活用できます。
・室内寸法が大きく、自動車用部品や航空機用部品、産業用ロボットなどの大型製品にも対応できます。

※埼玉県外のお客様も、ご利用いただいています。

主な仕様

【温湿度制御範囲】

TBE-10E45W6PT2R

【試験室内寸法】幅5,500×奥行3,500×高さ2,500mm(高さに天井灯含まず)

【最大試料重量】2,000kg

【温度範囲】       -40~+120℃(+10℃以下では連続4hでデフロスト実施)

【湿度範囲】       10~95%RH(at+10~+80℃)

【赤外線照射装置】(PDF:487KB)可動搬入式(250W×25灯、合計6.25kW)

照射距離               1,000mm

制御方式               ブラックパネルの温度信号による照射出力制御

制御ポイント        照射面中央1点(ブラックパネル表面温度)

温度設定可能範囲   +40~+105℃(試験室温+20℃、at+25~+80℃)

動作インターロックあり(試験室動作中のみ照射可) 

【降雨装置】試験室運転可能範囲  0~+50℃

水温設定範囲   +5~+35℃(室温=水温) 

降雨量           3段階(ノズル切替) 小50~100mm/h、中101~150mm/h、大151~200mm/h

降雨粒径          0.1mm~3mm

降雨範囲        3.0㎡(W1.5×2.0)

降雨時間        14分~200分(タンク容量500L)

【降雪装置】試験室運転可能範囲 -30~-5℃(-20℃以下推奨)

降雪面積          1m2

降雪方法        2流体スプレー散水

最大降雪量       30mm/h(at -20℃、降雪面積1m2

降雪時間        連続運転のみ・最大3h(ただし環境によりこれより短くなる場合があります)

注意事項        降雪終了後にはノズルから排水、空調機のデフロストがあり、積雪量の維持はできません。

【ケーブル孔】Φ50mm×1, Φ100mm×1

※ケーブル孔をご利用の方は、ケーブル孔位置(PDF:562KB)をご確認ください。

※外部電源(単相100V、三相200Vなど)がご利用可能です。詳しくは、担当者と相談してください。

※試験記録が必要な場合は、電子データでお持ち帰りできます。

研修レベル

1

研修を受講する必要はありません。簡単な説明を受ければ、利用できます。

使用料(1時間あたり) 12,100円
装置写真 521-1_1 521-1_2
測定事例等

自動車関連部品、航空機関連部品、ドローンなどを評価できます。

人工気象室を活用した試験事例はこちらから

備考

・本装置は、平成28年度地方創生拠点整備交付金を活用した「先端関連製品等実証フィールド整備事業」により整備しました。

・機器の空き状況は、【環境試験機の予約状況】をご確認ください。

・大型試料をご検討の方は、搬入ルートマップ(PDF:610KB)をご確認ください。

本装置に関するお問合せ先

・電話 048-265-1369(材料技術・事業化支援室 材料技術担当)

※指導員の指導を受けて機器を利用する場合は、使用料の他に指導料が1時間あたり2,500円かかります。
※一部の機器は、事前に研修を受ける必要があります。詳しくは、研修の受講方法をご覧ください。
※機器の利用時に必要となる一部の消耗品については、使用量に応じて実費精算できます。詳しくは、消耗品精算をご覧ください。

ご利用案内動画

人工気象室のご利用案内を3分の動画にまとめました!

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