トップページ > 機器利用 > 評価試験機器 > 先端関連製品等実証フィールド整備事業

ページ番号:143358

掲載日:2022年8月12日

ここから本文です。

先端関連製品等実証フィールド整備事業

当センターでは、「先端関連製品等実証フィールド整備事業」により、機器整備を行い、平成30年4月から機器利用を開始しました。
医療、ロボット、航空などの、先端産業分野において研究開発された製品、試作品等の実証試験を行うためのフィールドを当センター内に整備し、実用化に向けた信頼性の評価・実証をワンストップで対応できる体制を構築するものです。

機器空き状況の確認はこちらから

本フィールドを活用した試験事例はこちらから

新たに「人工気候室」を導入しました。

SAITECでは、新たに「人工気候室」を導入し、平成30年4月から機器の利用を開始しました。「人工気候室」は「人工気象室」と「減圧恒温恒湿槽」の2つの機能を同時に利用する事ができます。

新設備の概要

人工気象室

ご利用料金
【機器利用】12,100円/1時間
ぜひ、ご活用ください。

装置写真 人工気象室
メーカー名
エスペック株式会社
TBE-10E45W6PT2R
装置概要 本装置では、装置内の環境条件(温度、湿度、雨、雪、日射)を自由に設定することができます。 "灼熱の砂漠"から"極寒の北極"まで、地球上の様々な気象条件を、装置内に再現することが可能であり、 過酷な環境下で使用される製品の性能・耐久性評価に活用できます。
また、室内寸法が大きく、自動車用部品や航空機用部品、産業用ロボットなどの大型製品にも対応できます。
主な仕様

人工気象室制御範囲

【試験室内寸法】幅5500×奥行3500×高2500mm(高さに天井灯含まず)

【最大試料重量】2000kg

【温度範囲】-40~+120℃(+10℃以下では連続4hでデフロスト実施)

【湿度範囲】10~95%RH (at+10~+80℃)

【赤外線照射装置】可動搬入式 (250W×25灯、合計6.25kW)

                                照射距離                 1000mm

                                制御方式                 ブラックパネルの温度信号による照射出力制御

                                制御ポイント          照射面中央1点(ブラックパネル表面温度)

                                温度設定可能範囲  +40~+105℃(試験室温+20℃、at+25~+80℃)

                                動作インターロックあり(試験室動作中のみ照射可)

【降雨装置】試験室運転可能範囲    0~+50℃

                     水温設定範囲            +5~+35℃(室温=水温)

                     降雨量       3段階(ノズル切替) 小50~100mm/h、中101~150mm/h、大151~200mm/h

                     降雨粒径   0.1mm~3mm

                     降雨範囲   3.0㎡(W1.5×2.0)

                     降雨時間   14分~200分(タンク容量500L)

【降雪装置】試験室運転可能範囲  -30~-5℃(-20℃以下推奨)

                     降雪面積      1㎡

                     降雪方法      2流体スプレー散水

                     最大降雪量  30mm/h(at -20℃、降雪面積1㎡)

                     降雪時間      連続運転のみ・最大3h(ただし環境によりこれより短くなる場合があります)

                     注意事項      降雪終了後にはノズルから排水、空調機のデフロストがあり、

                                         積雪量の維持はできません。

活用事例
  • 自動車関連部品、航空機関連部品、ドローンなどの評価。

人工気象室を活用した試験事例はこちらから

設置場所 埼玉県産業技術総合センター本所(川口市)
お問い合わせ先 埼玉県産業技術総合センター 材料技術・事業化支援室 材料技術担当
電話 048-265-1369
ファックス 048-265-1334

減圧恒温恒湿槽

ご利用料金
【機器利用】4,470円/1時間
ぜひ、ご活用ください。

装置写真 減圧恒温恒湿層
メーカー名
エスペック株式会社
MZH-33S-H
装置概要 本装置は航空機の飛行高度である上空16,000mに相当する低圧環境を再現することができ、
航空機用部品やドローン、山間部などの高地で利用が想定されるモバイル機器等の性能・耐久性評価試験に活用できます。
また航空機が雲に突入した際の、機体の凍りつきを再現する着氷試験を実施することが可能です。
主な仕様

減圧恒温恒湿層制御範囲

【圧力範囲】101.3~10.7kPa (高度 0~16,000m 相当)
【温度範囲】-30~100℃
【湿度範囲】20~95%(大気圧下) 20~85%(69.7kPa)
【着氷試験】圧力11.6kPa 温度25~35℃にて 湿度95%以上の試験可能
【試験槽内寸法(幅×奥行×高)】1500×2000×1500mm

活用事例 高度16,000m程度の低圧、高温、低温環境下で使用される航空関連機器・部品などの評価。
設置場所 埼玉県産業技術総合センター本所(川口市)
お問い合わせ先 埼玉県産業技術総合センター 材料技術・事業化支援室 材料技術担当
電話 048-265-1369
ファックス 048-265-1334

新たに「大型複合サイクル試験機」を導入しました。

SAITECでは、新たに「大型複合サイクル試験機」を導入し、平成30年4月から機器の利用を開始しました。

新設備の概要

大型複合サイクル試験機(大型塩水噴霧試験機)

ご利用料金
【機器利用】1,420円/1時間
ぜひ、ご活用ください。

装置写真 大型複合サイクル試験機
メーカー名
スガ試験機
CYP-160Z
装置概要 本装置は、製品、材料が曝されるざまざまな自然環境を再現し、屋外暴露との相関性、促進性に優れる複合サイクル試験を行う事ができ、大型の試験槽により、比較的大きい試料を試験する事ができます。
また、塩水噴霧サイクルのみを実施することにより、大型製品の塩水噴霧試験も可能です。
主な仕様 【試験サイクル】塩水噴霧、乾燥、湿潤、外気導入の試験状態を設定可能
【試験槽内寸法(幅×奥行×高)】1600×1000×500mm
【試験槽耐荷重】200kg
活用事例 航空機部品、自動車部品等のめっき、塗装の耐食性性試験
設置場所 埼玉県産業技術総合センター本所(川口市)
お問い合わせ先 埼玉県産業技術総合センター 材料技術・事業化支援室 材料技術担当
電話 048-265-1369
ファックス 048-265-1334

新たに「キセノンランプ式耐候性試験機」を導入しました。

SAITECでは、新たに「キセノンランプ式耐候性試験機」を導入し、平成30年4月から機器の利用を開始しました。

新設備の概要

キセノンランプ式耐候性試験機

ご利用料金
【機器利用】2,050円/1時間
ぜひ、ご活用ください。

装置写真 キセノン
メーカー名
岩崎電気
XER-W75
装置概要 本装置は人工の太陽光により、塗料、プラスチック等の劣化状況を試験する装置です。
主な仕様 【ランプ】7.5kWキセノンアークランプ
【試験方法】連続照射及び照射・暗黒・結露サイクルの各組合せ(照射時に水噴霧も可能)
【放射照度】48~200W/m²
【試料枚数】54枚(70×150mm)
【温度制御】照射時:45~95℃(但し放射照度による) 暗黒時:20~70℃
活用事例 航空機部品、自動車部品等の塗料、プラスチックの促進耐候性試験
設置場所 埼玉県産業技術総合センター本所(川口市)
お問い合わせ先 埼玉県産業技術総合センター 材料技術・事業化支援室 材料技術担当
電話 048-265-1369
ファックス 048-265-1334

新たに「低湿恒温恒湿槽」を導入しました。

SAITECでは、新たに「低湿恒温恒湿槽」を導入し、平成30年4月から機器の利用を開始しました。

新設備の概要

低湿恒温恒湿槽

ご利用料金
【機器利用】830円/1時間
ぜひ、ご活用ください。

装置写真 低湿恒温恒湿槽
メーカー名
エスペック株式会社
PDR-4J
装置概要 本装置は槽内の温度と湿度をコントロールし、任意の組み合わせで試験をする装置です。
人工気候室や通常の恒温恒湿槽では不可能な、低温かつ低湿(5℃-5%RH)も再現可能です。低温・低湿環境下では静電気が容易に発生するため、静電気が製品へ与える影響を評価する事ができます。
主な仕様

低湿恒温恒湿槽制御範囲

【温度範囲】-20~100℃
【湿度範囲】5~98%RH
【試験槽内寸法(幅×奥行×高)】1000×800×1000mm

活用事例 静電気の影響を受けやすい電子機器や精密機器の耐久性試験、プリンタの用紙づまり評価
設置場所 埼玉県産業技術総合センター本所(川口市)
お問い合わせ先 埼玉県産業技術総合センター 材料技術・事業化支援室 材料技術担当
電話 048-265-1369
ファックス 048-265-1334

機器空き状況の確認はこちらから

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?