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ページ番号:216256

掲載日:2024年2月28日

神経難病センター

神経難病センターでは、パーキンソン病などの神経難病患者の診断、薬による治療、脳深部刺激療法手術(DBS)など機能神経外科手術、短期集中リハビリテーション入院など神経難病に関する総合的な医療を提供します。

また、専門的知識や技術を活かし、県内の医療・福祉人材の育成や積極的な情報提供を行うなどにより地域を支援します。

メニュー

パーキンソン病
 
脊髄小脳変性症
多系統萎縮症
在宅医療相談窓口
新規・更新箇所
リハビリテーション
 
音楽療法・笑いヨガ
パーキンソーラン節

 パーキンソン病関連疾患 

疾患の解説

パーキンソン症状を呈する疾患には、パーキンソン病、進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症、多系統萎縮症などがあります。運動緩慢による歩行速度低下、手の巧緻運動障害、歩行障害(小刻み歩行、すくみ足)、バランス障害などさまざまな障害が出現し、進行する疾患です。またこれらの運動障害による日常生活動作の障害が出現し、時には認知機能障害も出現します。発声の障害による聞き取りにくい発話になりコミュニケーション障害もしばしばみられる症状です。嚥下(飲み込み)の障害が出現して、肺炎のリスクとなることも知られています。

当センターでの治療・取組

先進的な手術や治療を提供します。

脳深部刺激療法(DBS)

脳の深部に電極を挿入・留置して持続的に電気刺激を行う外科的な治療法です。パーキンソン病や、ジストニア、振戦(ふるえ)などの不随意運動症に有効です。

レボドパカルビドパ経腸療法(LCIG)

薬物療法の1つで、胃瘻(いろう)/Jチューブを介して小腸付近部に一定速度で持続的にL-dopaを投与する治療方法です。

→薬剤の血中濃度の変動を小さくすることで、症状改善を図ります。

脊髄刺激療法(SCS)

刺激装置と電極リードを埋め込み、脊髄を電気刺激する治療方法です。脳卒中後の疼痛やパーキンソン病による腰痛など、慢性的な疼痛(痛み)に有効です。

脊髄小脳変性症 

疾患の解説

小脳は、後頭部下部にある脳で、平衡感覚、筋肉の動きの調節、運動と感覚の統合を担っています。この小脳が障害されると、手足がうまく使えない、歩行時のふらつき、呂律がうまく回らないといった症状(運動失調)が生じます。原因は、脳血管障害、腫瘍、炎症などがありますが、神経の変性により生じたものが、脊髄小脳変性症です。
全国に3万人以上いるとされており、約3分の1が遺伝子異常による遺伝性、約3分の2が孤発性で、孤発性は皮質性小脳萎縮症と多系統萎縮症に分けられます。
なお、多系統萎縮症では、運動失調に加えて、パーキンソン症状(動きの緩慢さ、関節の動かしにくさ、すくみ足)、自律神経症状(便秘や下痢、排尿障害)などが生じます。

当センターでの治療・取組

脊髄小脳変性症 専門外来

診療日:毎週 金曜日 午前
担当医師:慕 健(脳神経内科)

脊髄小脳変性症に対する入院リハビリの相談や、
手足がうまく使えない、歩行時のふらつき、呂律がうまく回らないといった症状に対する鑑別診断に対応します。

脊髄小脳変性症・多系統萎縮症 集中リハビリプログラム

  • 難病患者の健康寿命を延伸し、その社会生活を維持させていく(療養就労両立支援):超短期集中リハ入院(2週間程度)
  • 難病患者の健康寿命を延伸し、その在宅生活を維持させていく:短期集中リハ入院(1か月程度)
  • 難病患者のケアラーのサステイナブルな自立した生活を支援する:レスパイト入院(1~2週間)

その他の対象疾患

上記以外にもさまざまな神経難病の治療に対応しています。

  • 多系統萎縮症
  • 進行性核上性麻痺
  • 大脳皮質基底核変性症
  • 多発性硬化症 視神経脊髄炎
  • ミトコンドリア病
  • ギランバレー症候群

など。このほかにも神経難病について困ったことがあれば、ご相談ください。

在宅医療相談窓口新規・更新箇所 

毎月 第2金曜日、第4金曜日にオンラインにて、在宅医療を担う専門職のかたを対象に、神経難病に関する医療的・福祉的な内容についての相談窓口を設置します。募集月の前月の1日からご予約可能です。

詳細は下記の「埼玉県電子申請システム:在宅医療相談窓口予約」ページまたは案内チラシ(PDF:547KB)をご確認いただき、御予約をお願いします。

 

 

  • お申込みいただくと、自動で申込完了メールが届きます。届かない場合には、アドレスの誤入力または着信拒否設定がされている可能性がございます。アドレスの入力間違いがないか御確認いただき、「pref-saitama@apply.e-tumo.jp」からのメールを受信できるよう設定をお願いします。
  • 参考:県政ニュース(令和4年8月4日)

リハビリテーション 

上記の症状に対して、PT(理学療法)、OT(作業療法)、ST(言語聴覚療法)を行い、症状に合わせたリハビリテーションを実施しよりよい生活を過ごせるよう支援します。
リハビリテーションは月曜日から土曜日に実施し、1日合計120分が上限です。土曜日は平日よりリハビリテーション量が少なくなります。

※画像をクリックすると大きい図が見られます。

理学療法      作業療法

言語聴覚療法

パーキンソーラン節 

パーキンソン病の体操「パーキンソーラン節」を考案しました。入院中のリハビリに取り入れ退院後も継続できるように資料を配布しています。

1回3分です。音楽に合わせて大きく身体を動かしましょう。ご自身の状況に合わせた動画を活用してください。

座位  椅子に座って活動的に動ける方が対象の動画(県公式YouTubeチャンネル)(別ウィンドウで開きます)

立位  道具や手すりを使わずに歩ける方が対象の動画(県公式YouTubeチャンネル)(別ウィンドウで開きます)

棒体操  椅子に座っていられる方が対象の動画(県公式YouTubeチャンネル)(別ウィンドウで開きます)
   ※杖や棒状に丸めた新聞紙などを活用してください。

リハビリ訓練以外の過ごし方(例)

音楽療法  

<音楽療法>

音楽療法士による集団プログラムです。

歌を歌いながら体を大きく動かしたり、楽器を演奏するなどし、心身の向上をはかります。

笑いヨガ  

<笑いヨガ>

認定看護師による集団プログラムです。皆で笑いながら体を動かす健康体操です。

 

お問合せ先

入院や外来受診、リハビリのご希望がある場合には、医師の紹介状とご予約が必要です。

ご予約の際は、下記へお電話いただき、「医療相談科」をお呼び出しください。

電話   048-781-2222(代表電話)

 

お問い合わせ

福祉部 総合リハビリテーションセンター  

郵便番号362-8567 埼玉県上尾市西貝塚148-1

ファックス:048-781-2229

個人的な病状や個々の病気に関する質問にはお答えしかねます。

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