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掲載日:2023年12月18日

県教委だより第725号(令和3年11月19日発行)

目次

  1. 学校におけるヤングケアラー支援事業について(人権教育課)
  2. 令和3年度埼玉県学力・学習状況調査結果について(義務教育指導課)
  3. 「未来を育てる、わたしたち。」エピソードの募集について(総務課)
  4. 図書館と県民のつどい埼玉2021~埼玉県の司書が語り・魅せる!県内最大級の図書館イベント~(熊谷図書館)
  5. 「おがわ学」フォーラムについて(生涯学習推進課)
  6. 埼玉県優秀な教職員の表彰について  -はつらつ教職員表彰部門・れんたつ教職員表彰部門-(県立学校人事課・小中学校人事課)

学校におけるヤングケアラー支援事業について

1  ヤングケアラー支援における現状と課題について

  埼玉県では令和2年3月に全国初となる「埼玉県ケアラー支援条例」を制定しました。様々なメディアなどで取り上げられ「ヤングケアラー」という言葉を耳にする機会も増えてきました。

  しかし、ヤングケアラーの支援を充実させるためには、一層の社会的認知度の向上が必要です。

  埼玉県では、ヤングケアラーの認知度向上を目指した取組を進めています。

※ヤングケアラー・ケアラーについての詳しい取り組みはこちら(地域包括ケア課のページへ(別ウィンドウで開きます)

2  ヤングケアラーサポートクラスの実施

  児童生徒及び学校関係者等のヤングケアラーに関する理解を促進するため、元ヤングケアラーや専門家等を講師とする児童生徒及び教職員向け講演会と福祉部職員、教育局職員による教職員向け説明会をセットとした出張授業であるヤングケアラーサポートクラスを実施しました。

受講した生徒の感想(一部抜粋)

  • これからの時代、自分がいつ介護する立場になるかも分からないので相談できる相手や信頼できる存在を見つけたり、自分もそのような存在になれたりしたらと思った。
  • ヤングケアラーは自分とは関係のない話だと思っていたが、思っていたより多いことが分かり驚いた。自分にできることはないかもしれないけれど、話を聞き寄り添うなど少しでも力になりたいと思った。
  • これからの社会が、ケアする人もされる人も暮らしやすいようになってほしい。そのためにもまずは、ヤングケアラーについて理解することが大切だと思う。


3  ヤングケアラー支援のための教育・福祉合同研修の実施

  ヤングケアラーへの支援を充実させるためには、福祉分野と教育分野の連携が必要不可欠です。そこで、教育分野と福祉分野が連携して適切な支援を行う体制を構築するため、市町村福祉関係課職員、教育委員会職員、学校の教職員等を対象とした合同研修を実施しました。

  研修会では、ヤングケアラーの有識者からの講義と、小グループで事例をもとにした演習協議を行いました。

 


4  学校におけるヤングケアラー支援の充実のために

ヤングケアラー支援における学校の役割は大きく以下の3点です。

  1. ヤングケアラーの早期発見と実態把握
  2. ヤングケアラーである児童生徒の相談対応
  3. ヤングケアラーである児童生徒の福祉機関へのつなぎ

  県では、今後もヤングケアラーの支援体制の構築に向けた取組を進めていきます。引き続き、ヤングケアラー支援の充実のため、御理解御協力をお願いいたします。

企画・児童虐待対応支援担当

令和3年度埼玉県学力・学習状況調査結果について

  「一人一人の学力がどれだけ伸びているか」を把握することができる本調査は、平成27年度にスタートし、今年度で7回目となります。令和3年5月に、さいたま市を除く県内の全公立小・中学校等1,056校の児童生徒約280,000人が参加し実施した本調査の結果の概要についてお知らせします。

1.「学力のレベル」の経年変化について

  3つの表は、県全体の平成28年度から令和3年度までの6年間の各学年、各教科の「学力のレベル」の経年変化です。

  •  全ての学年・教科で、学年が上がるごとに着実な学力の伸びが見られます。
  • 各教科の「学力のレベル」は、過去の同学年と同様のレベルに達しています。「学力のレベル」の経年変化について

2.児童生徒質問紙調査について

  本調査では、児童生徒一人一人に質問紙調査も行っています。その質問紙調査のうち「児童生徒の学校の生活の様子」から分かったことをお伝えします。

  • 「学級での生活は楽しかった」という割合は、令和2年度より多くなっています。
  • 「学校の先生は自分の良いところを認めてくれた」割合は、過去3年間で1番多くなっています。児童生徒質問紙調査について

3.まとめ

   本年度の調査結果で、学年が上がるごとに学力の着実な伸びが見られたことや過去の同学年と同様の学力のレベルに達することができたことは、臨時休業等、コロナ禍においても児童生徒が着実に努力を続けたことや先生方が指導等をきめ細かく丁寧に行っていただいた成果と捉えています。
  各学校においては、引き続き、埼玉県学力・学習状況調査を活用し、児童生徒一人一人の実態を把握するとともに、学力を伸ばした良い取組や指導を共有するなど授業改善を進め、学力向上に向けたきめ細かな支援をお願いします。
  なお、現在県では、埼玉県学力・学習状況調査をタブレット端末等で実施するCBT化に向けた試行に取り組んでおり、更なる効果的な活用・効率的な実施方法を実現し、先生方や児童生徒が活用しやすい学力・学習状況調査の実施に向けて取り組んでまいります。
令和3年度埼玉県学力・学習状況調査の結果はこちら(別ウィンドウで開きます)

【問合せ】義務教育指導課  学力向上推進・学力調査担当(電話:048-830-6752)

  「未来を育てる、わたしたち。」エピソードの募集について

  埼玉県教育委員会では、令和3年2月に、教職員の仕事に関する使命や誇りに関するキャッチフレーズとして「埼玉県教職員MOTTO(モットー)」を策定しました。

 教職員モットー

  このキャッチフレーズをより身近に感じていただくとともに、子供達の教育に携わることの誇りや感動を多くの教職員と共有するため、教職員の皆様の「教育の仕事を通じて得た感動や喜び、大切にしてきた誇り」に関するエピソードを募集します。私たち教職員だからこそ経験することのできたエピソードをぜひお寄せください。
各所属へ配布したリーフレットのQRコードからご応募ください。募集期限は12月24日です。

 

※画像をクリックするとPDFファイルが表示されます。

【問合せ】総務課  不祥事根絶・行政監察担当(電話:048-830-6713)

図書館と県民のつどい埼玉2021~埼玉県の司書が語り・魅せる!県内最大級の図書館イベント~

図書館と県民のつどい埼玉2021

  令和3年12月11日(土曜日)より、図書館と県民のつどい埼玉2021が開催されます。

   図書館と県民のつどい埼玉とは、皆様に図書館や本に興味をもっていただくことを目的に2007年から始まり、今年で15回目の開催になります。埼玉県内の市町村立図書館、県立図書館、高校図書館、大学図書館などが協力し開催する県内最大級の図書館イベントです。

  今回は初のオンライン開催になります。オンラインの特色を生かし、遠方の方でも司書とLiveで話すことができるイベントや、自分の好きな時間に閲覧できる、講演の後日配信、WEB展示など、5つの催しを実施します。

  1. 司書が語る!Liveイベント
  2. 中学生のビブリオバトル
  3. 絵本作家 鈴木 まもる さん講演会「絵本と鳥の巣の不思議-鳥の巣が教えてくれること-」
  4. 作家 伊吹 有喜 さん記念講演「『雲を紡ぐ』に込めた想い-人生に無駄な寄り道なし-」
  5. 司書が魅せる!WEB展示

  その他、ウェブサイト内のキーワードをみつけて応募すると、抽選でオリジナルトートバッグがもらえるイベントなども行います。全てのイベントが参加費無料、どなたでもご参加いただけます。ぜひ、お気軽にご参加ください。

【開催期間】

  Live配信:令和3年12月11日(土曜日)、12日(日曜日)

  後日配信:令和4年1月10日(月曜日)まで

  WEB展示:令和3年12月11日(土曜日)から令和4年1月10日(月曜日)まで

【イベントウェブサイト】https://www.sailib.net/tudoi2021/

図書館と県民のつどい埼玉2021

【問合せ】県立熊谷図書館(電話:048-523-6291)

「おがわ学」フォーラムについて(生涯学習推進課)

   県教育委員会では、令和元年度から小川町及び小川町教育委員会と連携し、町内の小・中学校、高等学校の児童生徒が、町の文化や歴史、産業等について理解を深め、地域課題の解決に取り組む能力を育むことや地域活動への参画することを目的とした「おがわ学」に取り組んできました。
  これまでの取組や成果を発表するため「おがわ学フォーラム」を以下のとおり開催します。

1.日時、会場、内容(※詳細は、HPでご確認ください)

日時 会場 内容

令和3年11月20日(土曜日)

13時00分から

県立小川高等学校

授業公開

おがわ学体験授業

令和3年11月27日(土曜日)

9時00分から

小川町立小・中学校 授業公開

令和3年11月27日(土曜日)

13時30分から

埼玉伝統工芸会館

概要説明、各校実践紹介

中高生ポスターセッション(実践発表)

 

      

2. 申込み

参加をご希望の方は、「おがわ学」HP 内の参加申込フォームからお申込みください。
 (HP:https://sites.google.com/center.spec.ed.jp/ogawagaku/

※画像をクリックするとPDFファイルが表示されます。

3. その他

「おがわ学」の構築・実践の取組は、おがわ学ホームページで紹介しています。

【問合せ】生涯学習推進課  地域連携担当(電話:048-830-6979)

  埼玉県優秀な教職員の表彰について  -はつらつ教職員表彰部門・れんたつ教職員表彰部門-(県立学校人事課・小中学校人事課)

  令和3年度 埼玉県優秀な教職員の表彰者が決定しました。
  令和3年度は、118人が候補者として推薦され、選考の結果、55人(小学校25人、中学校15人、高等学校12人、特別支援学校3人)の教職員が埼玉県教育委員会表彰を受けました。

表彰された優秀な教職員一覧(PDF:219KB)

優秀な教職員一覧

【問合せ】小中学校人事課  管理指導担当(電話:048-830-6933)

【問合せ】県立学校人事課  管理指導担当(電話:048-830-6726)

お問い合わせ

教育局 参事付 報道・広聴広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 第2庁舎4階

ファックス:048-830-4950

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