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掲載日:2024年9月20日

県教委だより第742号(令和6年9月20日発行)

目次

  1. 第34回埼玉県産業教育フェア≪彩の国の専門高校生によるフェスティバル≫(高校教育指導課)
  2. 交通安全教育について(保健体育課)
  3. 社会教育主事講習について(生涯学習推進課)
  4. 令和6年度公益目的事業ファミリーレクリエーションについて(福利課)
  5. 特別展「鷹のおでまし-鷹狩の美術-」について(歴史と民俗の博物館)
  6. 企画展「古墳時代の装い-おしゃれな古代人-」について(さきたま史跡の博物館)
  7. 読者アンケートについて

 第34回埼玉県産業教育フェアについて(高校教育指導課)

第34回埼玉県産業教育フェア≪彩の国の専門高校生によるフェスティバル≫桜梅桃李~ふるさとからはばたけ交流と産業の輪~

県教育委員会では、専門高校等の生徒による学習成果の発表等を通じて、生徒の技術力・創造性や課題解決能力、コミュニケーション能力等の向上を図るとともに、産業教育の魅力と役割を紹介し、県民の関心と理解を高めることを目的に、第34回埼玉県産業教育フェアを開催します。https://www2.spec.ed.jp/krk/sanfair/(別ウィンドウで開きます)

●期日:令和6年11月9日(土曜日)昨年の埼玉県産業教育フェアの様子
●会場:ソニックシティ、市民ホール、鐘塚公園他
●内容:

【Web】

  • 専門高校等による研究発表・作品の紹介
  • 教育実践等の発表
  • 専門高校の紹介

【会場】

  • 専門高校の体験コーナー
  • 開発商品・農産物等の販売
  • 企業と連携した体験企画

                                                                                                                          【昨年の埼玉県産業教育フェアの様子】


【問合せ】高校教育指導課 産業教育・キャリア教育担当(電話:048-830-6769)

 交通安全教育について(保健体育課)

こどもの交通事故件数の現状

例年、埼玉県では自転車事故による死傷者数が、高校1年生で急増します。また、埼玉県警察本部交通部交通総務課の分析によれば、高校生の自転車事故の特徴として、約8割に自転車側の安全不確認、動静不注視などの法令違反があるとされています。

学年別の交通事故死傷者数 中学生・高校生の自転車乗用中の違反別死傷者数(R1~R5合計)

自転車交通ルール順守・マナーアップに向けて

県教育委員会では、特に自転車交通事故の多い高校生に対し、県警察と連携し、「自転車安全運転推進講習会」を実施しています。

本講習会では、各校の代表生徒がスタントマンによる交通事故再現(スケアード・ストレイト教育技法)の見学や県警察等による講義の受講を通して、法令順守やヘルメット非着用の危険性などを学び、各校に戻ってからは、自身が伝達講習会の講師となって、自校の生徒に呼び掛けています。

また、コロナ禍で呼び掛けを控えていた保護者の講習会参加について、令和6年度から呼び掛けを再開しています。

時速40kmで自動車に追突された自転車 講義の様子
【時速40kmで自転車に追突された自転車】 【講義の様子】

自転車ヘルメット着用推進校について

令和5年4月1日の改正道路交通法の施行を受け、令和5年度から「自転車ヘルメット着用推進校」を県内公立高校に委嘱しております。令和6年度委嘱校では、県教育委員会から自転車乗車用ヘルメットを貸与するほか、「スケアード・ストレイト教育技法」を自校で実施し、保護者と連携した交通安全教育を実践します。

推進校の取組成果については、令和7年1月に開催する成果発表会で発表し、学校安全総合支援事業の事業報告書内にとりまとめ、全公立学校に周知していきます。

 

【問合せ】保健体育課 健康教育・学校安全担当(048-830-6964)

 社会教育主事講習について(生涯学習推進課)

社会教育主事講習とは、社会教育主事として任用されるための資格や社会教育士の称号を得るための講習で、全国の大学や教育機関において開催されています。

社会教育主事・社会教育士には、学校・家庭・地域が一体となった「地域とともにある学校づくり」や学習指導要領の理念である「社会に開かれた教育課程」の推進役としての活躍が期待されるため、「ファシリテーション能力」「プレゼンテーション能力」「コーディネート能力」の向上に資するカリキュラムがあります。

eラーニングやオンラインによる講習が普及し、教員や学校事務職員も受講しやすくなっています。

 (参考)国立教育政策研究所社会教育実践研究センター実施の講習

 時期:A講習(夏)とB講習(冬)の年2回

 場所:東京都(台東区上野公園)

 受講方法:・配信動画の視聴(51時間)

 ・ライブ配信講義の受講(4~5日)

 ・演習を中心とした集合研修(7日~8日)

 申込み時期:例年ではA講習は4~5月、B講習は9~10月

 申込方法:受講申込書、関係書類等を勤務先の教育委員会へ提出(教職員の場合)

 ※詳細は、県のホームページをご覧ください。

社会教育主事とは

指導主事と同様に都道府県及び市町村教育委員会事務局に置かれる「専門的教育職員」です。主な職務は、社会教育を行う者に専門的技術的な助言と指導を行うこと、学校が社会教育関係団体や地域住民の協力を得て教育活動を行う場合に、その求めに応じて、必要な助言を提供することです。

例えば、学校運営協議会や地域学校協働活動の活性化、地域人材を活用した授業づくりに関して学校から相談があった場合、それに応じて助言するという役割が期待されます。

社会教育士とは

社会教育による学びを通じて、豊かな地域づくりを支援する専門人材です。教育委員会事務局の発令を受けずとも、講習や養成課程修了者が学校や企業、地域において活躍できるよう令和2年度に創設された制度です。社会教育主事講習の修了者(令和元年度以前の修了者は新設2科目の講習修了が必要)は社会教育士を称することができます。

学校においては、講習で知識・技能を習得した教職員が専門性を生かし、社会教育士として学校教育の充実に力を発揮することが期待されます。

国立教育研究所社会教育実践研究センター 社会教育主事講習(演習)の水泳
国立教育政策研究所社会教育実践研究センター 社会教育主事講習(演習)の様子

 

 【問合せ】生涯学習推進課  社会教育・家庭教育支援担当(電話:048-830-6914)

 令和6年度公益目的事業ファミリーレクリエーション((一財)埼玉県教職員互助会(福利課内)

 ふしぎ駄菓子屋銭天堂人形劇一般財団法人埼玉県教職員互助会(福利課内)では、本県教育文化の向上に関する公益事業の一つとしてファミリーレクリエーションを実施しております。

 今年度は、2022年「小学生が選ぶ!第3回“こどもの本”総選挙」で1位に選ばれた、児童小説「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」シリーズを原作とした人形劇を1日2回公演で開催します。この機会にぜひお申込みください。

 

 ※原作『ふしぎ駄菓子屋銭天堂』シリーズ(偕成社刊)廣嶋玲子・作 jyajya・絵

公演名

人形劇「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」

日時

令和6年11月3日(日曜日) 2回公演 上演時間75分(休憩15分を含む)

(1)10時30分開演(開場10時00分)(予定)

(2)14時00分開演(開場13時30分)(予定)

会場

大宮ソニックシティ 小ホール

参加費

無料

定員

各回450名(抽選)

申 込 人 数

6人まで ※小学生以下保護者同伴

申 込 締 切

令和6年9月30日(月曜日)

申 込 方 法

https://gojo-saitama.jp/business/business-2714から

※結果は当選者のみ10月中旬にチケットの発送をもってかえさせていただきます。

 

【問合せ】一般財団法人埼玉県教職員互助会(福利課内)(電話:048-830-6706)

 特別展「鷹のおでまし-鷹狩の美術-」(県立歴史と民俗の博物館)

県立歴史と民俗の博物館では、令和6年10月12日(土曜日)から11月24日(日曜日)まで、特別展「鷹のおでまし-鷹狩の美術-」を開催します。

鷹狩は、訓練した猛禽類を野に放って獲物を捕らえる狩猟法です。古来、鷹は権力の象徴とされ、その鷹を操る鷹狩は、天皇や貴族、武家が好んで行いました。

江戸時代、現在の埼玉県を含む武蔵国には、将軍や大名が鷹狩を行う鷹場がありました。鷹狩は、鷹匠などの鷹場役人による管理・運営によって、各地で組織的に行われました。また、鷹場に指定された村々に住む人々は、暮らしの中で様々な規制や負担を強いられ、鷹狩の際にも獲物を追い立てるために動員されました。

本展でメインとして紹介するのは、鷹を描いた様々な美術作品です。鷹狩で活躍した鷹は、日本では古くから美術作品にも多く描かれてきました。絵師による鷹図だけでなく、武将が自ら筆を執ったり、制作に関与したりしたこともあります。権力の象徴として鷹の姿を描いたもの、獲物を捕らえる鷹の勇ましさを表現したもの、江戸時代の鷹狩の様子を物語るものなど、鷹にまつわる美術作品は実に様々です。鷹がいかに人々に親しまれ、敬意をもって扱われてきたのかを今に伝えています。

描かれた鷹たちが架(ほこ・止まり木)に佇み、獲物を捕らえ、人とともに狩りを行う姿を、当館の特別展示室でぜひご覧ください。

 

「架鷹図屏風(かようずびょうぶ)」(県立歴史と民俗の博物館蔵)
【右隻】
架鷹図屏風(右隻)

 

【左隻】

架鷹図屏風(左隻)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【問合せ】県立歴史と民俗の博物館(電話:048-645-8171)

 企画展「古墳時代の装い-おしゃれな古代人-」(県立さきたま史跡の博物館)

県立さきたま史跡の博物館では、企画展「古墳時代の装い-おしゃれな古代人-」を開催します。

おしゃれは好きですか?

街中を見渡すと、綺麗な色や柄の洋服を着ていたり、豪華なアクセサリーを身に着けていたり、帽子や眼鏡がファッションのアクセントになっていたり、お化粧やヘアスタイルにこだわっていたりと、多くの人が「おしゃれ」を楽しんでいる光景が見られます。

では、古墳時代の人々はどのような「おしゃれ」を楽しんでいたのでしょうか?

人物を模した人物埴輪には髪型や衣服、アクセサリーなどが表現されており、古墳時代の「装い」をうかがうことができる興味深い資料です。また、古墳時代の人々が実際に身に着けていた、耳飾りや首飾りなども出土しています。本展示ではこれらの資料を通し、古墳時代の人々の「装い」や「おしゃれ」について考えてみたいと思います。

会期:令和6年10月5日(土曜日)~令和6年12月1日(日曜日)

開館時間:午前9時~午後4時30分(入館受付は午後4時まで)

休館日:月曜日(ただし、10月14日、11月4日は開館)

観覧料:一般200円、高校生・学生100円

 中学生以下、障害者手帳等をお持ちのかた(付添1名含む)は無料

 

瓦塚古墳出土女子埴輪

剣崎長瀞西遺跡出土金製垂飾付耳飾り(高崎市観音塚考古資料館提供)

剣崎長瀞西遺跡出土金製垂飾付耳飾り(高崎市観音塚考古資料館提供)

瓦塚古墳出土女子埴輪  

 

【問合せ】県立さきたま史跡の博物館(電話:048-559-1181)

 読者アンケートについて

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お問い合わせ

教育局 参事付 報道・広聴広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 第2庁舎4階

ファックス:048-830-4950

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