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掲載日:2025年7月4日
Q 松本義明 議員(自民)
この件につきましては昨年の一般質問でも取り上げましたが、あれから1年がたちました。目新しい動きはありません。
知事は、あと数マイルプロジェクトにおける多摩都市モノレールの延伸については当選当初からの公約としており、これは決して私の地元入間市の地元問題ではなくて、埼玉県の政策課題であると認識しております。
多摩都市モノレールの延伸は、現在の終着駅であります上北台から、本県にも議員連盟がありますJR八高線の箱根ケ崎駅までの延伸が、本年5月に国土交通大臣から許可を受けて、2030年代に開業するという方針が決まり、着々と用地買収も含めて進んでいるところでございます。
私の地元から、私が住んでいるところから箱根ケ崎駅を最寄り駅とする方もいまして、正にあと数マイルという状況なんですね。多摩都市モノレールの延伸は、埼玉県西部地区にとって東京都多摩地区へのアクセスが向上するだけではなくて、都心へのアクセスの選択肢が増えるなど、様々な可能性が埼玉県にあるものと考えております。
そこで、改めて現在の進捗状況について、知事公約でございますので大野知事にお伺いします。
A 大野元裕 知事
まず、箱根ケ崎への延伸につきましては、東京都が今年3月に都市計画を決定をし、5月には国土交通省から運輸事業の特許を受けるなど、工事着手に向けた手続きが進められており、2030年代半ばの開業を目指していると承知をしております。
多摩都市モノレールの県内延伸につきましては、国の交通政策審議会の答申に位置付けがなく、令和2年度に県が開催をいたしました「公共交通の利便性向上検討会議」においては、延伸ルートの絞り込みや地元自治体の気運醸成などが課題として挙げられております。
このため、県では、これまで、現地の状況から考えられる複数のルートについて、課題解決に向けた調査を実施をしてまいりました。
令和6年度には、ルートごとに延伸した場合に必要となる車両基地や変電所の規模等についての調査を行いました。
また、今年度、令和7年度は、自治体のまちづくり計画や周辺の施設などを勘案した駅の位置等について調査を行っております。
さらに、地元自治体に対して調査結果について情報共有を行うとともに、箱根ケ崎延伸にかかる事業スキームや、今後の更なる連携の必要性などについて東京都と意見交換を行ったところであります。
引き続き、課題解決に向け、着実に一つ一つ取組を進めてまいりたいと考えております。
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