令和6年2月定例会 代表質問 質疑質問・答弁全文（小川直志議員）

地元問題-飯盛川と葛川の整備について-

Q　小川直志　議員（自民）

私は、令和4年9月定例会の一般質問において、毎年のように全国各地に発生する浸水被害に対する強い危機感を伝え、知事から更なる県土の強靱化、県民の安心・安全の確保に努めていくとの答弁を頂いたところです。大雨は今後いつ来てもおかしくない状況であり、令和元年東日本台風を契機に策定された入間川流域緊急治水対策プロジェクトを迅速に進めることが重要であると改めて感じております。プロジェクトに位置付けられた飯盛川や葛川では、調節池や排水機場などの整備が計画されており、先月開催された説明会には私も参加させていただきました。
調節池の工事対象耕作地の中には、農地中間管理事業を採用した農地所有者や契約耕作者もおられますが、説明会の場で多くの地元の皆様の意見を聞き、改めて一日でも早く完成させていただきたいと強く思ったところであります。
そこで、この2つの河川の整備に向けた現在の進捗と今後の見通しについて、県土整備部長にお伺いをいたします。

A　金子勉　県土整備部長

飯盛川と葛川では、令和元年東日本台風において甚大な浸水被害が発生したため、越辺川との合流点付近に調節池や排水機場などを整備することとしております。
令和6年2月には、2つの河川の対象地区において、説明会を開催し、事業内容について参加者の皆様から御理解をいただいたところでございます。
飯盛川では、これまでに、調節池の整備と排水機場の設置に必要な設計を進めるとともに、調節池予定地の用地測量を実施しております。
今後は、地元の皆様の御理解と御協力をいただきながら用地取得を進めるとともに、排水機場の増設工事にも着手してまいります。
次に、葛川でございますが、これまでに、排水機場の整備に必要な設計などを進めており、すでに調節池の用地取得にも着手しております。
現在の用地買収率は90パーセントとなっております。
引き続き、残る用地の取得を進めるとともに、調節池の掘削工事にも着手してまいります。
今後とも、事業の推進に当たっては、「防災・減災、国土強靭化のための5か年加速化対策」の予算措置を国に強く求めるなど、令和6年度以降も、整備をできる限り前倒しして進めてまいります。

 

• 上記質問・答弁は速報版です。
• 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
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