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ページ番号:201451

掲載日:2021年7月9日

令和3年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(吉良英敏議員)

サロンの運営支援について

Q 吉良英敏 議員(自民)
政府は今年、孤独・孤立対策室を立ち上げました。もう社会全体で様々そういった孤立や孤独という問題が出てきておりますけれども、県ではこうしたコミュニティ確保のために市町村、社会福祉協議会、地域包括支援センター、地域の団体等による介護者サロンの立ち上げについて運営支援を行っていくと伺っております。マニュアル整備も行うようでございますが、立ち上げたいという人にとっては、マニュアルだけでなく後方支援がなければ難しい、そのように思います。
そこで、具体的な運営支援の内容について、福祉部長に伺います。

A 山崎達也   福祉部長

令和2年度に地域包括支援センターを通じてケアラー本人へ調査した結果、約7割のケアラーが「ケアが原因で自分自身の生活や人生について悩みがある」と答えています。
議員お話しのとおり、ケアをしている中で同じ悩みを持つケアラー同士のつながりを確保することは、ケアラーの孤立を防ぐ上で大変重要と考えます。
介護者サロンを実際に立ち上げた方からは、場所の設定やお仲間の確保、サロンの広報、ケアラーが参加して気軽に話せる雰囲気づくりなどの運営のノウハウがあらかじめ知りたかったという声を伺っております。
このため県では、ケアラーが集う介護者サロンなどを運営している団体等を取材し、立ち上げから運営までのノウハウを冊子にまとめ、市町村やNPO、サロンの立ち上げを検討される方などに配布するとともに、県ホームページにも掲載してまいります。
また、介護者サロンの立ち上げを検討される方に対しては、サロンの立ち上げに関するノウハウのある民間支援団体を紹介したり、実際に地元でサロンを運営している方につなぐといった支援も行ってまいります。
介護者サロンの具体的な運営支援については、身近な市町村の理解、協力も重要と考えます。
そこで、市町村や市町村の社会福祉協議会でもサロンの立ち上げ支援が進むよう、研修等を通じて介護者サロンの立ち上げのノウハウを学んでいただくとともに、立ち上げの経験者を含むチームを県から派遣して、実地に支援してまいります。
このようにして市町村と連携してサロン立ち上げを希望する方に対し、寄り添って支援をしてまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

 

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議会事務局 政策調査課 広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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