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掲載日:2023年12月18日

令和2年12月定例会 「少子・高齢福祉社会対策特別委員長報告」

委員長 日下部 伸三

少子・高齢福祉社会対策特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「少子・高齢社会、地域医療、障害者並びにシニアを含めた人材活用に関する総合的対策」でありますが、今回は、「高齢者への支援について」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「コロナ禍において、高齢者の活動に変化が表れている。スマホデビューなど新しいことに挑戦した方もいれば、不安で外出できない方もいる。こうした以前と異なる状況を踏まえて高齢者の活動についての施策を見直す必要があるのではないか」との質問に対し、「これまでと異なるアプローチは大事だと認識している。例えば、介護予防教室やサロン等は、午前と午後の入替制や人数を制限するなどの感染予防策をとった上で運営していただく。また、電話やオンライン画面を通じて会話することで、介護予防や認知症予防に寄与することもある。市町村には、こうしたこれまでと違う考え方を示すとともに、活動していく中で不明な点があれば、地域包括ケア総合支援チームが個別に支援をしていくこととしている」との答弁がありました。
次に、「介護人材について、令和7年までに2万4,000人の確保が必要とのことであるが、介護職員しっかり応援プロジェクトでその必要数を確保できる見通しは立っているのか」との質問に対し、「2万4,000人を確保するためには、年間3,000人程度を増やす必要がある。県ではこれまで2,000人近くの介護人材を確保してきたが、今後の取組を更に強化していく必要がある。また、人の確保だけではなく、介護ロボットやICTを活用して現場の負担を軽減し、生産性を向上する取組を併せて行っていく」との答弁がありました。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、「少子・高齢社会、地域医療、障害者並びにシニアを含めた人材活用に関する総合的対策」につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。

  • 注意:氏名の一部にJIS規格第1・2水準にない文字があるため、第1・第2水準の漢字で表記しているものがあります。

お問い合わせ

議会事務局 議事課 委員会担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4922

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