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掲載日:2020年3月31日
Q 諸井真英 議員(自民)
私の地元羽生市の中心市街地である羽生駅周辺では、朝夕を中心に道路が混雑しており、特に県道羽生外野栗橋線が東武伊勢崎線を横断する踏切では、交通渋滞が発生をしております。また、この県道の駅付近には歩道がない箇所もあり、駅へ向かう歩行者は危険な状況にあります。羽生市の地理的優位性を更に向上させるためには、この危険な状況を改善し、安全で安心して暮らせる市街地とするための対策が急務であると、そのように考えております。
この対策として、現在、県において市街地を迂回し、東武伊勢崎線と立体交差させる県道羽生外野栗橋線のバイパスを整備していただいております。このバイパスが完成することによって交通の流れが大きく変わり、市街地へ流入していた通過車両がバイパスへ流れることで市街地の安全性向上や、鉄道を立体交差することで大幅に走行性が改善されるものと期待をしております。
また現在、県道がクランクとなっている稲子交差点も、円滑な交通を確保するためには併せて改良する必要がありますが、こちらも県により交差点改良が進められております。さらに、交差点の東側にも狭あいな区間があり、現在大型車同士のすれ違いが困難であり、バイパス開通後は大型車が今にも増して流入することを考えれば、更なる整備が必要になると想定しております。このような状況ではありますが、まずは現在着手している区間を一日も早く完成する必要があると考えております。
そこで、現在事業を実施されている県道羽生外野栗橋線バイパス及び稲子交差点改良の進捗状況と今後の見通しについて、県土整備部長にお伺いいたします。
A 中村一之 県土整備部長
まず、県道羽生外野栗橋線バイパスの整備についてでございます。
これまでに全体整備区間約1.9キロメートルの用地取得は全て完了し、工事については国道122号から東側の840メートル区間と、鉄道立体交差部の下部工及び東側の取付道路工事が完了しています。
令和元年度は、平成30年度に引き続き、立体交差部西側の取付道路の工事を進めているところです。
今後は残る工事を順次進めるとともに、立体交差部の上部工について、東武鉄道との施工協議を進め、早期完成が図れるよう努めてまいります。
次に、稲子交差点の改良についてでございます。
この交差点の改良につきましては、県道の線形を直線とするために、平成29年度から測量及び設計を進めてきました。
令和元年度には用地取得に着手し、用地買収率は32%となっています。
今後も、地元の皆様の御理解と御協力をいただきながら、用地取得を進め、バイパスの供用にあわせ工事が完了するよう取り組んでまいります。
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