埼玉県議会 県議会

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掲載日:2020年3月31日

令和2年2月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(諸井真英議員)

埼玉スタジアム2002を真の『聖地』とするため

Q   諸井真英  議員(自民

今年の東京オリンピックにおいて男女サッカー競技会場に決まっている埼玉スタジアムは、Jリーグ浦和レッズのホームスタジアムであり、サッカー日本代表の多くのホームゲームが行われるサッカー専用スタジアムであります。
しかしながら、新しい国立競技場が完成、また今後各地で新スタジアムが完成する計画があり、将来にわたって今の地位が約束されているわけではないというふうに危機感を感じております。また、年間を通じて稼働日が少なく、試合開催日以外は閑散としているのが現状であり、来場者が少ない状況は改善するべきだと、以前から指摘してまいりました。
そこで、質問と提案を3点、都市整備部長にさせていただきます。
まず、1点目ですけれども、スタジアムのロゴマークなんですけれども、スタジアムのバックスタンドピッチのハーフライン地点には埼玉スタジアム2002のロゴマークがあり、テレビ中継時にはよく映し出されます。しかし、約20年が経過し、デザインの古さが感じられ、時代にマッチしていないと感じます。加えて、国際試合開催時において漢字・片仮名表記ですと、日本語が分からなければ一見してどこのスタジアムか、ほかの国の人には分かりません。
そこで、世界中の人が埼玉スタジアムを認識できるよう、時代に合ったデザイン表記に変更することが必要と思いますが、御所見をお伺いいたします。
2点目、芝生の問題についてですけれども、過去にこの一般質問でも触れさせていただきました。その中で、ハイブリッド芝や団地型芝への張り替えというのを提案してまいりましたけれども、昨年設置された芝生選定委員会において従来どおりの寒地型芝への張り替えということで、一応の意見の集約をしました。その結論については尊重しますけれども、だからといって従来どおりの運用方法でいいとは思っておりません。県及び指定管理者の工夫と努力で稼働日を増やす努力が必要であるというふうに考えておりますけれども、サッカー以外の使用も含めて具体的にどのような運用をして、どのくらい稼働を増やそうと現時点で考えているのか、お答えいただきたいと思います。
3点目、現状、スタジアム内には使用していないデッドスペースが多く存在しており、スタジアムの価値を高めるに至っておりません。ホームチームの博物館の設置やビジネスラウンジ、スポーツジム、クリニックなどをスタジアム内に設置するのが世界のスタジアムの潮流でありますけれども、埼玉スタジアムにはそういうものが存在しません。増築や用途変更をしようとすると、すぐ建築基準法などの法令がネックとなってできないということになりますけれども、ここをどうにか突破して世界基準のスタジアムにしていきたいというふうに思います。埼スタが真のサッカーの『聖地』となるには、これらの施設の設置が不可欠であり、そうした複合施設化によって稼働率の向上、試合のない日にも県民に親しまれる施設となるのではないかと考えます。
ヨーロッパのスタジアムでは、広いラウンジを有し、試合観戦時に食事を提供して、試合終了後には選手も合流するなど、付加価値を付けた上で観戦チケットと込みで高額で販売しているチームが多く存在します。私も過去、ドイツやスペインなど幾つかのスタジアムで観戦した経験がありますが、試合開始2時間前から終了2時間後まで御当地グルメなど質の高い食事や飲み物を提供し、豪華な雰囲気でゆったりと試合を楽しむ家族連れなどを多く拝見いたしました。
一方、埼スタでは昨年9月にバックスタンド南北の位置にビューレストランが完成し、県議会のサッカー議連で視察もさせていただきましたけれども、運用していない日というのも多く見られ、まだ有効に活用されている状況ではないようであります。
そこで、提案ですけれども、ヨーロッパのスタジアム同様、食事と観戦のチケットを設定して販売してみてはどうでしょうか。使用しないで空きスペースにしておくよりも、付加価値を付けて販売したほうが埼スタそのものの価値を高め、収入増にもつながるのではないかと考えますが、都市整備部長の御所見をお伺いします。

A   和栗   肇   都市整備部長

まず、ロゴマークのデザイン表記についてでございます。
埼玉スタジアム2002では、日本代表戦をはじめ多くの国際試合が開催されるため、国の内外からたくさんのお客様が観戦に訪れ、その映像は世界に発信されております。
誰にでもわかりやすく、その存在を広く国の内外にアピールするためにも、時代に合ったロゴマークの変更について検討してまいります。
次に、サッカー以外の使用も含めた運用と、稼働の増加についてでございます。
サッカーの試合1試合を行うには、試合当日の他、試合前に2日、試合後に1日の、合計4日間必要となります。
年間の試合回数は、日本代表戦が数試合、Jリーグが17試合、その他カップ戦が7試合程度ございます。これらのために、試合日が確定していない日の予定も含めて、年度当初に約60試合分、おおよそ240日の日程を確保いたします。
また、芝生の養生に関しては、他のスタジアムでは約75日の日程が取れますが、埼玉スタジアムでは試合日程上、約30日としており、短期間で集中的に行っております。
これらの日数を差し引いた年間95日につきまして、現在35日ほどはサッカー以外のイベントを実施しており、積極的に利活用できるのは残りの60日程度となります。
令和2年度から管理運営を担当する指定管理者からは、新たにメインピッチの利活用について様々な提案がされております。
例えば、子どもたちにメインピッチの上でサッカーなどを体験してもらうツアーや、成人式や卒業記念のスタジアム開放デー、芝の張り替え時期に合わせたコンサートなどがございます。
また、スタジアム全体では、大型映像装置とスタンドを使ったeスポーツ大会、パブリックビューイングの充実などもございます。
こうした取組により、公園全体の年間利用者数は平成30年度の123万人から、指定管理期間最終年度となる令和6年度は165万人へと約30%の増加を目標としております。
次に、食事と観戦のチケットの設定についてでございます。
議員お話のとおり、スタジアムのおもてなしを向上させるため、試合を観戦しながら食事も楽しめるビューレストランを新設いたしました。
これまで、日本代表戦などにおいて、食事と観戦をセットにしたチケット販売をはじめ、元サッカー選手による試合前のトークショーなど、様々な形で利用されております。
今後もスタジアムの価値を高め、収入増に繋げられるよう、国内外の優良事例を参考に、ビューレストランのさらなる活用について、主催者に働きかけてまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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