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掲載日:2020年3月31日

令和2年2月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(醍醐   清議員)

シェアサイクルの普及促進について

Q   醍醐   清  議員(県民

2017年に施行された自転車活用推進法に基づいて自転車活用推進計画が策定され、その主な施策の一つであるシェアサイクルの普及促進が各地で進められております。埼玉県でも、昨年12月に埼玉県自転車活用推進計画の素案が示され、現在、自転車活用推進計画の策定に向けて取り組んでおられますが、その主な施策と取組の一つに、このシェアサイクルの普及促進が示されております。
このシェアサイクルにつきましては、既に都内ではどこのサイクルポートでも自転車の貸出し・返却ができるなどの普及が進んでおり、手軽な移動手段として人気が高まっていると聞いております。埼玉県内でも、さいたま市や川越市で活用が進められておりますが、私の地元朝霞市や隣接する和光市でも、現在、民間事業者によるシェアサイクルの実証実験を行っているところであります。利用した市民の評判も良く、朝霞市も普及に前向きで、民間事業者に対し、市の施設にも積極的にサイクルポートの設置許可を行っていると聞いております。
シェアサイクルの普及には、サイクルポートの設置箇所を増やし利便性を増すことが、一番の活用促進策であると言われております。人や環境にやさしい都市の移動手段として、シェアサイクルを県内各地に広めていけたら、大変すばらしいものであると私は考えております。
そこで、1点目、県内市町村への普及促進について伺いたいと存じます。
県内市町村のシェアサイクルの取組状況と、今後更なる普及促進策としてどのように市町村に働き掛けていかれるのかを伺います。
そして、2点目、県有施設の敷地を活用したサイクルポートの設置について伺います。
シェアサイクルの普及促進に向けては、自転車の安全利用、健康増進、環境アピール、観光、日常生活の利便性向上、そして地域の活性化など、トータルアピールとして大いに期待できることから、市町村や民間事業者の意向なども十分踏まえた上で、各地方庁舎、公園、スポーツ施設、博物館、図書館等々、県有施設の敷地にこのサイクルポートを設置することも有効であると私は考えます。これに関していかがでございましょうか。
以上2点、埼玉県自転車活用推進計画の策定を所管する県土整備部長にお尋ねしたいと思います。

A   中村一之   県土整備部長

まず、県内市町村への普及促進についてでございます。
シェアサイクルは、都市において環境に優しい手軽な移動手段であるとともに観光地を巡る有効な交通手段として、その普及が望まれております。
議員お話のとおり、県内でも市町村と民間事業者が連携したシェアサイクルの活用が進んでおり、県南部を中心に9市で取り組まれております。
県では、年度内に策定予定の自転車活用推進計画の素案において、シェアサイクルを導入する市町村を支援することとしております。
本年1月には、市町村との情報交換会を開催し、シェアサイクルの普及促進に関する国庫補助事業やシェアサイクルの先進事例などを紹介いたしました。
引き続き、このような取組により県内市町村へのシェアサイクルの普及を促進してまいります。
次に、県有施設の敷地を活用したサイクルポートの設置についてでございます。
シェアサイクル普及のためには、民有地に限らず、公共施設にもサイクルポートを設置するなど、その利便性を高めることが重要と考えております。
県有施設の敷地活用に当たっては、施設の用途や目的を妨げないことを前提に、公平性、透明性、安全性の確保などに十分留意して検討する必要がございます。
サイクルポートの設置につきましても、このような考え方を基本として、市町村や民間事業者からの意向などを踏まえ、関係部局と調整してまいります。
今後とも、市町村などと連携して、自転車活用の推進に積極的に取り組んでまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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