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掲載日:2018年7月13日

平成30年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(杉島理一郎議員)

小説「天の園」「大地の園」をNHK朝ドラ化へ

Q   杉島理一郎議員(自民)

自伝的長編小説「天の園」「大地の園」は、埼玉県西部を舞台に描かれた作品であります。作者の打木村治氏は、明治37年に大阪に生まれ、父の病気を機に、母方の実家である東松山市の旧唐子村に移り住みました。現在の県立川越高校である川越中学を経て、早稲田大学、大蔵省へと進み、作家となった人物で、飯能市に長く住み、埼玉文化賞を受賞するなど、本県にとってゆかりの深い人物であります。
この小説の主人公のモデルは若き日の作者であり、武蔵野の美しい自然や東松山での幼少期、そして川越や狭山、飯能や入間の人々の人情、冒険や試練、そしてほどよい貧乏など、今の子供たちにこそ伝えたい大切なものが臨場感を持って描かれています。さらに、主人公の姉が女工として勤める製糸会社の舞台は入間市の石川組製糸であり、その創業者の弟に恋心を抱く姿も描かれております。また、主人公のおじである銀行家は発智庄平氏がモデルとなっており、この方は、東京オリンピックでゴルフ競技の会場となる霞ヶ関カンツリー倶楽部の創設者であります。
現在、小説の舞台となっている地域では、NHKの朝ドラ化に向けた取組が広がっています。2012年には、関係自治体の首長や教育長などを顧問に迎えて、「天の園」「大地の園」NHK朝ドラ化をすすめる会が発足をし、署名活動やNHKへの要望活動などを行ってきております。一方で、NHKからは、舞台が広域にまたがるため、関係自治体のみならず、県も一丸となった取組が必要であるとの指摘もいただいているようであります。
子供が成長していく上で大切なものが描かれているだけでなく、女性の働き方や生き方、そしてオリンピック会場との縁など、今こそ、この埼玉を舞台にした小説「天の園」「大地の園」をNHKの朝ドラ化にすることで、行田市を舞台にした「陸王」に続いて、本県のPRや地域活性化につなげていきたいと考えます。
そこで、「天の園」「大地の園」のNHK朝ドラ化に向けて、朝ドラ化をすすめる会とともに、埼玉県としても積極的に取り組んでいただきたいと考えますが、県民生活部長のお考えをお伺いいたします。

A   矢嶋行雄   県民生活部長

埼玉県を舞台にしたNHK連続テレビ小説には、平成21年3月から半年間放送された「つばさ」があります。川越が舞台となったこのドラマにより「蔵づくりの街」川越の魅力が全国に発信されました。
また、テレビドラマ「陸王」は行田市の足袋製造会社を舞台とし、昨年10月から12月に放送され、最終回の視聴率が20%を超える大ヒットとなりました。
県の試算では、陸王が放送された3か月間の観光客増加人数は31万4,300人で、経済波及効果は10億2,000万円にものぼります。
議員お話しのとおり小説「天の園」、続編の「大地の園」には武蔵野の自然や歴史的な建物などが登場します。
NHKでドラマ化され、こうした景観や建物など地域の魅力が全国に発信されれば、入間地域のみならず、埼玉県の新たな魅力を発信する起爆剤になること間違いありません。
一方、朝ドラを誘致する運動は全国で行われております。
例えば和歌山県橋本市では「朝ドラ誘致室」を設置し、同市出身で日本人女性初のオリンピック金メダリスト前畑秀子氏の物語をドラマ化するよう、他の自治体と連携して誘致活動を行っております。
「天の園」「大地の園」NHK朝ドラ化をすすめる会では、すでに署名活動やNHKへの要望活動を行っておられます。
その際NHKから助言のありました関係自治体のみならず県も一丸となった誘致運動の必要性につきましては、まずは小説の舞台となりました自治体の積極的な活動が重要であると考えております。
県といたしましては、今後の地域住民や企業、自治体が一体となった更なる気運の盛り上がりを踏まえ、誘致運動に協力してまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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