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掲載日:2019年10月17日
Q 岡田静佳議員(自民)
埼玉県にはプロ野球の埼玉西武ライオンズをはじめ、サッカーJリーグの浦和レッズや大宮アルディージャ、バスケットの埼玉ブロンコスなど、多くのプロスポーツチームが活動の拠点を構え、県民の応援を受けて活躍しています。大相撲でも、今年秋場所で全勝優勝を果たし、来場所で横綱昇進を目指す豪栄道は大阪府出身ですが、埼玉栄高校で力を付けて角界入りをしています。また、秋場所で十両優勝を果たした大輝は、埼玉栄高校で豪栄道の後輩であるとともに、所沢市生まれ、所沢わんぱく相撲出身の生粋の埼玉県人です。史上2番目に並ぶ早さとなる所要10場所での新入幕が確実であるとともに、九州場所からは師匠である2人の横綱の名前をもらい、北勝富士と改めることになった角界期待の星です。
こうした埼玉県を活動拠点として活躍しているプロスポーツチームや頑張っている選手を県全体で応援することは、県民がふるさと埼玉に愛着を持つ大きなきっかけにもなります。埼玉県のプロスポーツについてどのように支援していくのか、県民生活部長にお尋ねいたします。
A 稲葉尚子 県民生活部長
県内に拠点を置くプロスポーツチームや本県ゆかりのプロ選手の活躍は、子供たちに夢や希望を与えるとともに、県民の郷土埼玉への愛着心の深まりにもつながります。
県民の応援が後押しとなって、チームや選手の成績が上がり、その結果応援するファンが更に増えるという好循環を生み出すことができれば、県民の一体感の向上にも結び付きます。
そのためには、より多くの県民に、プロスポーツの魅力を知っていただくことが不可欠です。
これまで県では、埼玉西武ライオンズや埼玉ブロンコス、浦和レッズや大宮アルディージャなどの選手・コーチによるスポーツ教室を開催し、子供たちがプロスポーツを身近に感じられる場を提供してきました。
また、多くの県民が来場される「県民の日 県庁オープンデー」においても、各チームのブースを設置し、それぞれの活動を県民に直接伝える機会を設けています。
昨年11月に開設した県のスポーツポータルサイト「スポナビ!サイタマ!」では、県内のプロスポーツチームを紹介しています。
今後は、大相撲の力士を含め、本県ゆかりのプロ選手も紹介するなど、内容の充実に努めていきます。
さらに、昨年度プロ野球のシーズン最多安打記録を更新した、埼玉西武ライオンズの秋山翔吾選手を表彰したように、顕著な成績を収めた方には、彩の国スポーツ功労賞を贈呈し、その功績を称えてまいります。
県といたしましては、今後とも様々な機会を捉え、県内のチームや選手の活躍を広くお伝えするなどの支援を通じ、多くの県民の皆様とともにプロスポーツを盛り上げてまいります。
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